2021年11月15日に紹介した 森田 康夫/著 「いずみ昴そうしょ9 太虚と公正無私の世界」についての記事です。
書誌情報
タイトル | いずみ昴そうしょ9 太虚と公正無私の世界 |
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著者 | 森田 康夫/著 |
出版社 | 和泉書院 |
ISBN | 978-4-7576-1003-3 |
価格 | 4,950 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年11月30日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 320 ページ |
Cコード | C1310 (教養, 全集・双書, 哲学) |
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目次あり。「大塩思想はどのように語られ、大塩、ルソー、譚詞同、中江兆民と比較したときに分かったことなど、大塩研究の新局面を拓く論考。…」
⇒森田康夫
『太虚と公正無私の世界 近代を拓く大塩思想』
和泉書院 https://www.izumipb.co.jp/book/b595840.html…
posted at 23:40:26
「…礼教性を重視した近世儒学に対して、つとに貝原益軒は地誌や本草学に活動分野を求めることで学問の可能性を追求し、そして『大疑録』において近世儒学の在り方を批判したように、朱子学の名の下に摂取された近世儒学は、儒学の頂点である孔孟学から見てあまりにも体制の僕(しもべ)になり、…」
posted at 23:41:23
「…幕藩体制のイデオロギィーになってしまった。それに対して陽明学は、『大学』に言う「親民」の視点から政治を行う学問として軌道修正を訴えた。
大塩陽明学においても朱子学の閉塞状況を打破し、庶民の暮らしが成り立つ政治の在り方―公正無私を為政者に求めた。…」
posted at 23:41:23
「…大塩は私利私欲に走る特権商人の町を焼くことで政治腐敗を支えた幕閣官僚層と豪商の社会的責任を追及し、政治改革への糸口にしようとした。この意味からも大塩こそ、身をもって明治維新への導火線として近代を拓こうとした思想家であった。その思想的影響は近代にまで及ぶものであった。」
posted at 23:41:24
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