かおりの生態学

2021年11月15日に紹介した 塩尻 かおり/著,辻 和希/解説 「かおりの生態学」についての記事です。

書誌情報

タイトル かおりの生態学
著者 塩尻 かおり/著,辻 和希/解説
出版社 共立出版
ISBN 978-4-320-00936-3
価格 1,980 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年12月25日
サイズ B6 判
ページ数 152 ページ
Cコード C3345 (専門, 全集・双書, 生物学)

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@nekonoizumi

共立スマートセレクション。目次あり。
「コミュニケーションする植物…?! 植物のもつ不思議な能力を知っていますか?…」
⇒塩尻かおり/辻和希コーディネーター
『かおりの生態学―葉の香りがつなげる生き物たち―』
共立出版 www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/978

posted at 23:49:08

@nekonoizumi

「…植物の香りは,周辺の様々な動植物に直接的・間接的に作用している。言い換えれば,香りがツールとなって植物とほかの生物がつながり,生物間相互ネットワークを構築していることを,読者にも身近な植物を用いて軽快な語り口で分かりやすく説明している。この植物の出す香りは,…」

posted at 23:49:58

@nekonoizumi

「…動けない植物のもつしたたかさの一つの武器でもある。
 第1部では,香りを介した植物と虫の関係を,第2部では,香りを介した植物同士の関係について解説し,香りが取り持つ関係と,植物のもつしたたかさを垣間見る。…」

posted at 23:49:58

@nekonoizumi

「…著者が実験前にどのようなことを考えて仮説を立て,それを検証するための実験を設定し,実験結果から考察を行うかが順序立てて記述されてあり,わかりやすい。また,実験の失敗から次の仮説が生まれること,野外調査でのできごと,アメリカ留学時代の体験談,…」

posted at 23:49:59

@nekonoizumi

「…さまざまな研究者との出会いなどのエピソードが,著者ならではのユニークな視点で織り交ぜられ,研究の面白みも味わえる。
 
 植物が操る匂いがもたらす虫や植物同士のコミュニケーション,また害虫防除に興味のある読者に届けたい一冊。」

posted at 23:49:59

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