2021年4月26日に紹介した 梶山 雄一/著 「大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」 |
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著者 | 梶山 雄一/著 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-523782-3 |
価格 | 1,100 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年6月10日 |
サイズ | 文庫 |
ページ数 | 256 ページ |
Cコード | C0115 (一般, 文庫, 仏教) |
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講談社学術文庫6月。「人びとを救いのない業報の束縛から解放する、恩寵と救済の宗教――大乗仏教は、どのような思想的変転の中から出現したのだろうか。「さとり」と「廻向(えこう)」という大乗仏教のキーワードを…」
⇒梶山雄一
『大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065237823…
posted at 22:33:38
「…軸に、その独自の論理を解明していく。
「マーヤー夫人の処女懐胎」と「マリアの受胎告知」など、ブッダとイエスをめぐる説話に驚くべき類似がいくつも見られるのはなぜだろうか。本書はまず、仏教とユダヤ教、キリスト教など、西アジアの諸宗教の影響関係を聖典文献学から探る。…」
posted at 22:34:41
「…なかでも、ペルシアに栄えたゾロアスター教がメシア信仰や阿弥陀仏信仰、さらに大乗仏教の成立に与えた影響に着目する。
また、自分の積んだ善業の結果を「さとり」という超世間的なものに転換したり、自己の功徳を他人に振り向けたりする「転換の思想」すなわち「廻向」は、…」
posted at 22:34:41
「…「業も果も本質的には空(くう)である」という「空の思想」に支えられている、という。そして、この阿弥陀仏信仰と「空の思想」を両輪として、大乗仏教は育まれたのである。
原始仏教と他宗教を比較する広い視野から、難解な思想を平易に説き明かす。…」
posted at 22:34:41
「…巻末解説を、チベット学の今枝由郎氏が執筆。
『「さとり」と「廻向」――大乗仏教の成立』(講談社現代新書1983年刊、人文書院1997年刊)を改題して文庫化。」
posted at 22:34:42
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