2021年5月26日に紹介した 山本 奈生/著 「大麻の社会学」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 大麻の社会学 |
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著者 | 山本 奈生/著 |
出版社 | 青弓社 |
ISBN | 978-4-7872-3492-6 |
価格 | 3,740 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年7月25日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 300 ページ |
Cコード | C0036 (一般, 単行本, 社会) |
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目次あり。「芸能人の逮捕ニュースや大麻使用罪の賛否で耳目を集める大麻。それは、麻薬なのか、医薬品なのか、嗜好に適したハーブなのか、覚醒剤への入り口なのか。…」
⇒山本奈生
『大麻の社会学』
青弓社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784787234926…
posted at 22:24:41
「…摘発して厳罰すべきなのか、それとも自由化すればいいのか。
禁酒法と大恐慌後の1930年代に「黒人のドラッグ」として規制したアメリカでは、戦後のビートニク、ベトナム反戦運動、ヒッピー、摘発を強化した「ドラッグ戦争」などを経て、現在は非罰化・合法化する大都市と州が増えている。…」
posted at 22:25:27
「…同様にヨーロッパも非罰化へと向かっている。
日本では、1930年の大麻取締規則や48年の大麻取締法で規制を強化して摘発を重ねている。しかし一方で、アメリカの対抗文化に呼応しながらも独自に自由化運動を展開している。具体例として、新宿ビートニクからコミューン運動、…」
posted at 22:25:27
「…レゲエやラスタ思想との関連、スピリチュアリズムへの傾倒、非犯罪化市民運動などの潮流を概観する。
さらに、戦前の帝国時代に各家庭に頒布した神宮大麻も取り上げて、政策の変遷を描く。
大麻を語ることは、摘発と逮捕、規制史と統治性権力、抵抗と社会運動、…」
posted at 22:25:27
「…そして嗜好する人たちの生そのものを論じるということである。
文化社会学と犯罪社会学の立場から大麻所持への厳罰化の100年間を精査して、有害か自由化かを超えた大麻をめぐる論争に一石を投じる。」
posted at 22:25:28
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