妻と娘の唐宋時代 史料に語らせよう

2021年6月3日に紹介した 大澤正昭/著 「妻と娘の唐宋時代 史料に語らせよう」についての記事です。

書誌情報

タイトル 妻と娘の唐宋時代 史料に語らせよう
著者 大澤正昭/著
出版社 東方書店
ISBN 978-4-497-22110-0
価格 2,420 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年7月14日
サイズ 四六判
ページ数 296 ページ
Cコード C0322 (一般, 全集・双書, 外国歴史)

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@nekonoizumi

目次あり。「「男耕女績(織)」といわれるが、女性も農作業や商売に従事していたし、一家を支え、地方豪民の親分になることだってあった。恐妻家エピソードは笑い話ではなく、…」
⇒大澤正昭
『妻と娘の唐宋時代 史料に語らせよう』
東方書店 www.toho-shoten.co.jp/toho-web/searc

posted at 23:04:01

@nekonoizumi

「…嫉妬を武器にみずからの地位を守ろうとする妻の真剣な抵抗ではなかったか。統計ではない史料から抽出した家族規模からはどんなことがわかるだろう。歴史のなかで、名前やときには存在すら見えなくなっている女性の姿をどうとらえ、実像にせまっていくのか。…」

posted at 23:04:31

@nekonoizumi

「…史料の選択と扱い方を唐代、宋代の妻と娘の生き方を例に示す女性史・社会史研究入門書。先行研究ガイドつき。」

posted at 23:04:31

@nekonoizumi

「著者の言葉
本書は中国の唐宋時代(七~一三世紀)を舞台に、妻と娘の歴史に焦点を当てた研究の紹介です。全体で七章からなっていますが、これはいわば七通の招待状でもあります。宛先は、中国史に興味のある方、そしてもう一歩踏み込んで中国史を勉強してみたい方です。…」

posted at 23:05:09

@nekonoizumi

「…(略)本書では、中国史という分野の研究に足を踏み入れるきっかけを提供したいと思っています。そのためにここでは二点に焦点を絞りました。一つは唐宋時代の女性史、家族史、とくに妻と娘の生き方の問題で、もう一つは彼女らに関わる当時の史料の紹介です。(「まえがき」より)」

posted at 23:05:10

@nekonoizumi

まえがき
序章 働く女たち――唐宋時代史料論も兼ねて
1章 女が三度も結婚するとは!――南宋の裁判記録から
2章 無能な夫を持つ妻は……――『袁氏世範』の女性観
3章 「酢を飲む」妻と恐妻家――唐宋時代の「小説」史料から
4章 女親分(ボス)もいた――南宋豪民の実態

posted at 23:06:15

@nekonoizumi


5章 娘たちに遺産はいらない?――女性に関わる「法」と現実
終章 唐宋時代は何人家族?――史料から数値を読み取る
結びに代えて
研究ガイド――コメントをつけて
あとがき

posted at 23:06:15

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