2021年4月26日に紹介した ミンガド・ボラグ/著 「日本人が知らない「スーホの白い馬」の真実」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 日本人が知らない「スーホの白い馬」の真実 |
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著者 | ミンガド・ボラグ/著 |
出版社 | 扶桑社 |
ISBN | 978-4-594-08795-1 |
価格 | 1,100 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年4月30日 |
サイズ | 新書 |
ページ数 | 264 ページ |
Cコード | C0295 (一般, 新書, 日本文学、評論、随筆、その他) |
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扶桑社新書4月。なんと風響社の本が扶桑社で新書化。
「社会主義イデオロギーのもとで量産された階級闘争的な「革命物語」はいかにして日本に浸透したのか?…」
⇒ミンガド・ボラグ
『日本人が知らない「スーホの白い馬」の真実』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784594087951…
posted at 22:40:32
「…2016年刊『スーホの白い馬の真実 ─モンゴル・中国・日本それぞれの姿』(風響社/第41回日本児童文学学会奨励賞を受賞)の加筆・新書化企画。
民話「スーホの白い馬」は、小学生の国語の時間(光村図書出版・小学校国語教科書「こくご」二・下1965年度版 初掲載)、…」
posted at 22:41:46
「…あるいは、絵本『スーホの白い馬』(福音館書店1967年初版2016年10月発行)により、日本では子どもから大人まで広く知られている、モンゴルの少年と白い馬の伝説である。
少年が可愛がっていた馬が王様に殺され、その馬の骨で作ったという馬頭琴という楽器の物語を読み、遠い国に思いを馳せる…」
posted at 22:41:46
「…子供たちはいまも多い。
ところが昨今、日本と関わる機会が増えたモンゴル人たちが気づいたところによると、「これはモンゴルの民話ではない」という。
内モンゴル出身の著者は、丹念にこの日本語訳者や出版社に取材し、物語が出来上がった経緯とともに中国のつくり話であったことを解明していく」
posted at 22:41:46
「日本で長く親しまれてきた民話を通して、馬を愛するモンゴル人の文化、ひいては中国の民族弾圧政策、プロパガンダ工作の歴史を解説する。」
posted at 22:42:07
元の風響社の方。目次あり。
ミンガド・ボラグ
『「スーホの白い馬」の真実 モンゴル・中国・日本それぞれの姿』
風響社 (2016) http://www.fukyo.co.jp/book/b253171.html…
posted at 22:43:40
「スーホの白い馬」の成立経緯はかなり複雑で、端的に言うと、実は「スーホの白い馬」の原話は1956年に中国で出た民話集に収録されているのだけど、「内モンゴルの民話」とされた原話は、当時の中国共産党の「階級闘争」イデオロギーを組み込んで改変された創作民話に近いものという話。
posted at 22:47:25
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