音楽と越境

2021年11月22日に紹介した 井上 さつき/監修,森本 頼子/著・編集 「音楽と越境」についての記事です。

書誌情報

タイトル 音楽と越境
著者 井上 さつき/監修,森本 頼子/著・編集
出版社 株式会社音楽之友社
ISBN 978-4-276-13911-4
価格 2,970 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年1月26日
サイズ A5 判
ページ数 208 ページ
Cコード C1073 (教養, 単行本, 音楽・舞踊)

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@nekonoizumi

目次あり。「「音楽に国境はない」という言葉があるように、音楽には「越境」という概念がつきものである。たとえば、一つの音楽作品が生まれ、演奏され、聴取されるとき、…」
⇒井上さつき監修/森本頼子編著
『音楽と越境 8つの視点が拓く音楽研究の地平』
音楽之友社 www.hanmoto.com/bd/isbn/978427

posted at 22:44:51

@nekonoizumi

「…音楽は、国・地域の越境、時代の越境、ジャンルの越境など、多かれ少なかれ、さまざまな「越境」を経験する。
本書に収められた8篇は音楽学の研究者による書き下ろしの論考で、直接的または間接的に「越境」と関係している。…」

posted at 22:45:46

@nekonoizumi

「…「越境」は近年、人文科学全体に大きな影響をもたらしている概念だが、それを音楽にあてはめてみるとどうなるだろうか。ここでは8人がそれぞれの専門に引き寄せて「音楽と越境」について考えている。どの論考も研究領域の最先端に位置づけられるものではあるが、…」

posted at 22:45:47

@nekonoizumi

「…それと同時に、読者が理解しやすいように留意して書かれている。
それぞれの章で、音楽の社会的・政治的・文化的コンテクストを重視し、学際的なアプローチが取られているのも特色。大学などのテキストとしても最適。」

posted at 22:45:47

@nekonoizumi

はじめに 井上さつき
凡例

◆第1部 日本洋楽史における越境
第1章 大正時代の日本におけるドイツ兵俘虜の音楽活動――「俘虜楽団」の目指した音楽実践  七條めぐみ
第2章 白系ロシア人が伝えたオペラ――大正期「ロシア大歌劇団」の日本巡業  森本頼子

posted at 22:47:40

@nekonoizumi


第3章 楽器と関税――1920年代日本のピアノ輸入税引上げをめぐって  井上さつき

◆第2部 宗教・思想をめぐる音楽の越境
第4章 キリシタン時代のイエズス会による日本宣教と音楽  深堀彩香
第5章 聖歌〈聖なる神〉とその変容――ビザンティンから西欧、そしてポーランドへ  黄木千寿子

posted at 22:47:40

@nekonoizumi


第6章 指揮者ヘルマン・シェルヘンの音楽思想――ロシアでの抑留経験から「シューベルト・ブック」へ  山口真季子

◆第3部 越境する音楽研究――音楽学の横断的アプローチ
第7章 音楽と言語学 ヘンデル《快活の人、沈思の人、中庸の人》における英詩の扱い――発音・韻律の視点から  籾山陽子

posted at 22:47:41

@nekonoizumi


第8章 アートマネジメント研究、音楽と現代社会 新型コロナウィルス危機とロックダウン――立ち上がる米国のクラシック音楽家達とイノベーション  大西たまき

あとがき  森本頼子
事項・人名索引

posted at 22:47:41

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