「文化昆虫学」の教科書:神話から現代サブカルチャーまで

2021年7月14日に紹介した 保科英人/著・編集,宮ノ下明大/著,高田兼太/著 「「文化昆虫学」の教科書:神話から現代サブカルチャーまで」についての記事です。

書誌情報

タイトル 「文化昆虫学」の教科書:神話から現代サブカルチャーまで
著者 保科英人/著・編集,宮ノ下明大/著,高田兼太/著
出版社 八坂書房
ISBN 978-4-89694-288-0
価格 2,640 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年8月11日
サイズ A5 判
ページ数 312 ページ
Cコード C0045 (一般, 単行本, 生物学)

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@nekonoizumi

目次あり。「日本の“国虫”はゲンジボタルで決まり?!
「あなたの情はセミの羽のように薄い」と夫を難詰した『蜻蛉日記』の作者。…」
⇒保科英人編著/宮ノ下明大,高田兼太
『「文化昆虫学」の教科書 神話から現代サブカルチャーまで』
八坂書房 www.hanmoto.com/bd/isbn/978489

posted at 22:50:57

@nekonoizumi

「…クモの糸のおかげで九死に一生を得た源頼朝。蛾に想いを託した幕末のヒーロー土方歳三。バッタの跳躍力をまとった仮面ライダー。日本人と昆虫との奇妙な関係を探る〈文化昆虫学〉のエッセンスが詰まった新しい教科書誕生!…」

posted at 22:51:37

@nekonoizumi

「…〈文化昆虫学〉は1980年代にアメリカで提唱された。その研究対象は文化的/余暇的なモノである。しかしながら、これまでの文化昆虫学の分析対象は、有名古典文学や美術史上の重要絵画など、主に上流階級が担った“お堅い文化”に限定されてきた。本書は、明治大正期のペット昆虫、…」

posted at 22:51:37

@nekonoizumi

「…現代の特撮やアニメ、街中のお菓子のモチーフなど“大衆文化”に見られる昆虫にも着目し、『万葉集』『枕草子』からは見えてこない、日本人と昆虫との知られざる関係を明らかにした、令和新時代の文化昆虫学の教科書である。」

posted at 22:51:37

@nekonoizumi

第 I 部:文化昆虫学とは何か
 第1章:文化昆虫学の定義
 第2章:文化昆虫学の研究における注意点

第II部:文化のなかの虫たち~神話から現代サブカルチャーまで
 第1章:トンボーー近代以降に創られた郷愁の虫
 第2章:バッタとコオロギーー文化的に二分されるバッタ目昆虫

posted at 22:52:25

@nekonoizumi


 第3章:セミーー文化昆虫学的論点を欠く虫
 第4章:カブトムシとクワガタムシーー日本文化史の新顔
 第5章:ホタルーー近代日本人の大罪
 第6章:テントウムシーー日用品グッズ最強のモチーフ
 第7章:蝶と蛾ーー霊性と火取り虫
 第8章:クモーー著しい文化的な断絶

posted at 22:52:26

@nekonoizumi


第 III 部:文化昆虫学の諸相
 第1章:神話の文化昆虫学
 第2章:令和新時代の文化昆虫学
 第3章:日本文化史における虫たちの覇権争い

 ・参考文献一覧
 ・重要文献紹介
 ・昆虫文化史年表

posted at 22:52:26

@nekonoizumi

手元にある著者陣が2人重なる『大衆文化のなかの虫たち 文化昆虫学入門』(論創社,2019)と目次見比べると、被りもありそうだけど、扱う昆虫の種類数は今回の方が多い。
ronso.co.jp/book/%E5%A4%A7

posted at 22:55:50

@nekonoizumi

また、こちらも手元にある『文化昆虫学事始め』(創森社,2014) www.soshinsha-pub.com/bookdetail.php は、章立ての方向性が全く違うので、被りは少なそう。

posted at 22:56:57

@nekonoizumi

ちなみに文化昆虫学を冠する本はもう1冊だけあって、それは
『アキバ系文化昆虫学―2次元世界の美少女の虫たちへの想い』(牧歌舎,2014) www.amazon.co.jp/dp/4434187112

posted at 22:59:52

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