「死にたい」とつぶやく

2022年11月19日に紹介した – 「「死にたい」とつぶやく」についての記事です。

書誌情報

タイトル 「死にたい」とつぶやく
著者
出版社 慶應義塾大学出版会
ISBN 978-4-7664-2818-6
価格 1,980 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年12月14日
サイズ 四六判
ページ数 304 ページ
Cコード C0036 (一般, 単行本, 社会)

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@nekonoizumi

目次あり。「事件はなぜ起きたのか
「死にたい」とつぶやいた者たちは、本当に死を望んでいたのか。なぜ、家族ではなく、その外部に救いを求めたのか。…」
⇒中森弘樹
『「死にたい」とつぶやく 座間9人殺害事件と親密圏の社会学』
慶應義塾大学出版会 www.keio-up.co.jp/np/isbn/978476

posted at 22:13:29

@nekonoizumi

「…SNSに溢れかえる「死にたい」の声に、私たちはどう向き合うべきか。
『失踪の社会学』で颯爽とデビューした俊英による快著。」

「本書は座間9人殺害事件を扱うが、事件の内容を詳細に記述したルポルタージュではない。…」

posted at 22:14:50

@nekonoizumi

「…したがって、既存の報道でまったく明らかになっていない情報は本書には含まれていない。
また本書は、事件の一部始終を一つの物語としてまとめたノンフィクションでもない。
もちろん、座間9人殺害事件がどのような出来事であったのかを整理はするが、あくまでも主目的は、…」

posted at 22:15:55

@nekonoizumi

「…事件について社会学的に考えることである。
したがって、何かしらの「真相」を「暴く」ような内容が描かれることは一切ない。

本書が、座間9人殺害事件について描くのは、「死にたい」という言葉が一種のメディアとして機能した事件だという点である。…」

posted at 22:15:55

@nekonoizumi

「…被害者9人のうち、8人がTwitter上で「死にたい」とつぶやき、それが契機となって犯人と被害者のコミュニケーションが可能になってしまった点、希死念慮を抱えた者たちの救済願望を悪用し、最悪のかたちで示してしまった凄惨な出来事が本事件の特徴として指摘される。…」

posted at 22:15:56

@nekonoizumi

「…その意味では類似の事件は今後も起こりうるし、SNSに何らかの規制をかけても、防ぎようがない。
そこで著者は、さらに深く事件の本質について考える必要性を説く。
「死にたい」とつぶやく者たちはなぜ、家族などの親密圏ではなく、その外部に救いを求めたのか、という点である。…」

posted at 22:15:56

@nekonoizumi

「…SNSに溢れかえる「死にたい」の声に、私たちはどう向き合うべきか。
『失踪の社会学』で颯爽とデビューした俊英による快著。」

posted at 22:15:57

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