2022年12月21日に紹介した 碓井 信二/著 「ある文学的地獄詣で」についての記事です。
書誌情報
タイトル | ある文学的地獄詣で |
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著者 | 碓井 信二/著 |
出版社 | 杉並けやき出版/星雲社 |
ISBN | 978-4-434-30905-2 |
価格 | 1,760 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年12月27日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 60 ページ |
Cコード | C0090 (一般, 単行本, 文学総記) |
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「20世紀前期のヨーロッパ文学に続出するアバンギャルドな傑作に刺激されながら、ドイツでは「一人称語り」の小説に自己の作家生命を賭ける人々がいた。…」
⇒碓井信二
『ある文学的地獄詣で 20世紀前期ドイツの一人称小説に関する三部作』
杉並けやき出版 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784434309052…
posted at 22:56:41

「…ここでは三人の作家の作品を三部作として評論の対象に選んだ。即ち、第一部にゴットフリート・ベンの『プトレマイオスの後裔』、第二部にトーマス・マンの『ファウスト博士』、そして第三部がハンス・カロッサの『幼年時代』である。…」
posted at 22:57:18

「…因みに「一人称語り」とは、文芸学上は「三人称語り」の対概念で、その語り手は、日本の「私小説」とは異なり、「仮構」されたもので、これに対して三人称の語り手は「虚構」で、「内的独白」とか「意識の流れ」が示すように語り手自身が語りの一機能と考えられる。…」
posted at 22:57:19

「…残るのは「一人称の語り手」という概念だけだが、その検討に上記三例の「語り手」の位相の相違を比較した。」
posted at 22:57:19
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