いと高き貧しさ【新装版】

2022年4月25日に紹介した ジョルジョ・アガンベン/著,上村忠男/翻訳,太田綾子/翻訳 「いと高き貧しさ【新装版】」についての記事です。

書誌情報

タイトル いと高き貧しさ【新装版】
著者 ジョルジョ・アガンベン/著,上村忠男/翻訳,太田綾子/翻訳
出版社 みすず書房
ISBN 978-4-622-09517-0
価格 5,280 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年5月23日
サイズ 四六判
ページ数 256 ページ
Cコード C0010 (一般, 単行本, 哲学)

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@nekonoizumi

目次あり。「もしもふるまいや言葉において、生と規則が区別できないとしたら。そして物の使用が所有と無関係で、法の外にある生活が可能だとしたら、…」
⇒ジョルジョ・アガンベン/上村忠男,太田綾子訳
『いと高き貧しさ 修道院規則と生の形式 【新装版】』
みすず書房 www.hanmoto.com/bd/isbn/978462

posted at 23:30:28

@nekonoizumi

「…どうだろう。
神的なものと人間的なものが織りなす修道院の規則は、教義や掟ではなく、生の次元に位置する体験であった。それは西洋の政治と倫理に影響を与えつづけてきたが、現代はその遺産を考察さえできないでいる。
砂漠の聖者アントニオス。東西教会の代表的教父・バシレイオスと…」

posted at 23:31:23

@nekonoizumi

「…アウグスティヌス。アッシジのフランチェスコと後継の理論家たち。神秘家オリヴィ。イエスの〈貧しさ〉に従う修道者たちは、異端の疑いと背中合わせの中で、清貧の思想を鍛えぬいてきた。
とりわけフランシスコ会の兄弟たちは、所有権を拒否するだけでなく、…」

posted at 23:31:23

@nekonoizumi

「…「いかなる権利ももたない権利」を掲げて、法の外で生きようとした。アガンベンは彼らの言論に、大量消費社会を超える可能性を見る。
生きることがたんなる事実ではなく、生の可能性であるような生。国家という形態をとらない政治の可能性を考えるべく、…」

posted at 23:31:24

@nekonoizumi

「…アガンベンがかねて予告していた〈生のかたち〉、すなわち分離できないほど形式と固く結びつき、「生政治」に回収されない生を構築する探求が、ここに手がけられた。「ホモ・サケル」シリーズの一冊。」

posted at 23:31:24

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