2022年4月21日に紹介した ピエール・アド/著,合田 正人/翻訳,古田 徹也/解説 「ウィトゲンシュタインと言語の限界」についての記事です。
書誌情報
タイトル | ウィトゲンシュタインと言語の限界 |
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著者 | ピエール・アド/著,合田 正人/翻訳,古田 徹也/解説 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-528362-2 |
価格 | 1,760 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年6月9日 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 208 ページ |
Cコード | C0310 (一般, 全集・双書, 哲学) |
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講談社選書メチエ6月。目次あり。
「本書の著者ピエール・アド(1922-2010年)は、古代ギリシア思想や新プラトン主義の研究者として、コレージュ・ド・フランス教授を務めました。…」
⇒ピエール・アド/合田正人訳/古田徹也解説
『ウィトゲンシュタインと言語の限界』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065283622…
posted at 22:42:12
「…その著作は、古代哲学のみならず、フランシス・ベーコンやデカルトなどの17世紀思想、ゲーテ、ヘーゲルからニーチェ、ベルクソン、ハイデガーに至る19~20世紀の思想まで、幅広い知識に裏打ちされた類を見ない豊饒さをそなえています。その著作はヨーロッパの知識人に大きな影響を…」
posted at 22:44:58
「…与えるとともに、アメリカでも多くの読者を獲得してきました。
ところが、日本では2020年に『イシスのヴェール』(法政大学出版局)が出版されるまで、訳書は1冊も存在せず、それゆえ注目を浴びることもなかったというのは、豊かな翻訳文化を育ててきた国では奇妙な欠落だったと…」
posted at 22:44:58
「…言わざるをえません。2021年には『生き方としての哲学』(法政大学出版局)の邦訳が出版され、ようやく日本でもこの碩学の思想に触れる準備が整いつつあります。今こそ、アドがフランスで初めて本格的にウィトゲンシュタインを紹介した人物でもあること、そして唯一無二の解釈を残していたことを…」
posted at 22:44:59
「…伝える本書を読むべき時だと言うことができるでしょう。
研究者にさえ顧みられずにきた本書に収められた論考は、『論理哲学論考』と『哲学探究』しか出版されていなかった時期に書かれたものにもかかわらず、後続の者が見出すことのできなかった側面を明確に浮かび上がらせるものに…」
posted at 22:44:59
「…ほかなりません。アドは深い教養に導かれて、ウィトゲンシュタインの思想の中に古代のストア派や懐疑主義、新プラトン主義とのつながりを、あるいはショーペンハウアーとのつながりを見て取ります。その結果、ウィトゲンシュタインの著作は独自の「哲学」を記述しただけのものでなく、…」
posted at 22:45:00
「…第一級の「哲学史」でもあることを明らかにするのです。
本訳書では、アドの解釈の画期性をよりよく理解できるよう、気鋭のウィトゲンシュタイン研究者である古田徹也氏の重厚な「解説」を収録しました。さらに「訳者後記」では、合田正人氏がアドという人物を中心にした知的ネットワークの…」
posted at 22:45:00
「…広大さを深い思い入れとともに綴っています。本書の中で、これまで知らなかったウィトゲンシュタインの顔を見ることができるでしょう。
今後のウィトゲンシュタイン研究にも大きな一石を投じることになる重要著作の邦訳を選書メチエの1冊としてお届けいたします。」
posted at 22:45:00
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