コモンズとしての日本近代文学

2021年7月7日に紹介した ドミニク・チェン/著 「コモンズとしての日本近代文学」についての記事です。

書誌情報

タイトル コモンズとしての日本近代文学
著者 ドミニク・チェン/著
出版社 イースト・プレス
ISBN 978-4-7816-1998-9
価格 2,750 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年8月19日
サイズ A5 判
ページ数 320 ページ
Cコード C0095 (一般, 単行本, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

目次あり。「日本近代文学は、いまや誰でも今ここでアクセスできる我々の共有財産(コモンズ)である。そこにはまだまだ底知れぬ宝が隠されている。日英仏の文化とITに精通する著者が、…」
⇒ドミニク・チェン
『コモンズとしての日本近代文学』
イースト・プレス www.hanmoto.com/bd/isbn/978478

posted at 22:31:16

@nekonoizumi

「…独自に編んだ一人文学全集から、今の時代に必要な「未来を作る言葉」を探し出し、読書することの本質をあらためて問う。もう重たい文学全集はいらない。」

posted at 22:31:31

@nekonoizumi

はじめに
文芸オープンソース宣言

寺田 寅彦『どんぐり』
織り込まれる時間

夏目 漱石『夢十夜』
夢をいきる時間

柳田 国男『遠野物語』
死者への戦慄

石川 啄木『一握の砂』
喜びの香り
 
南方 熊楠『神社合祀に関する意見』
神々と生命のエコロジー

泉 鏡花 『海神別荘』
夢と現実の往還

posted at 22:32:19

@nekonoizumi


和辻 哲郎『古寺巡礼』
結晶する風土

小川未明『赤いろうそくと人魚』
死者と生きるための童話

宮沢 賢治『インドラの網』
インドラとインターネットの未来

内藤 湖南『大阪の町人学者富永仲基』
アップデートされる宗教

三遊亭 円朝『落語の濫觴』
落語の未来

posted at 22:32:19

@nekonoizumi


梶井基次郎『桜の樹の下には』
ポスト・ヒューマンの死生観

岡倉 天心『茶の本』
東西翻訳奇譚

九鬼 周造『「いき」の構造』
永遠と無限の閾

林 芙美子『清貧の書』
世界への信頼を回復する

谷崎潤一郎『陰鬱礼賛』
闇のウェルビーイング

岡本 かの子『家霊』
呼応しあう『いのち』

posted at 22:32:19

@nekonoizumi


折口 信夫『死者の書』
死が媒介する生

中谷 宇吉郎『西遊記の夢』
本当に驚くような心

柳 宗悦『雑器の美』
アノニマス・デザインを愛でる関係性

山本周五郎『季節のない街』
全ての文学

posted at 22:32:20

@nekonoizumi

意外に(?)、正統的なセレクト。

posted at 22:32:44

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