スピノザとフロイト

2022年2月28日に紹介した 河村 厚/著 「スピノザとフロイト」についての記事です。

書誌情報

タイトル スピノザとフロイト
著者 河村 厚/著
出版社 関西大学出版部
ISBN 978-4-87354-750-3
価格 6,600 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年3月29日
サイズ A5 判
ページ数 626 ページ
Cコード C3010 (専門, 単行本, 哲学)

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@nekonoizumi

目次あり。「本書は、前著『存在・感情・政治-スピノザへの政治心理学的接近-』(関西大学出版部,2013年)の続編で、前著でのスピノザ哲学解釈の成果を適用して、…」
⇒河村厚
『スピノザとフロイト 「不信仰の同志」の政治思想』
関西大学出版部 www.hanmoto.com/bd/isbn/978487

posted at 23:23:19

@nekonoizumi

「…主にハイネ、フロイト、ネグリ、シュトラウスという時代も思想も異なる4人の思想家達(2つの補論においてはゲーテとドゥルーズも対象としている)がスピノザから受けた影響及び、彼らがスピノザ哲学をどのように解釈したかという問題を批判的に分析・研究している。」

posted at 23:23:51

@nekonoizumi

「第3部では、レオ・シュトラウスの処女作『スピノザの宗教批判』(1930年)の第9章「国家と宗教の社会的機能」を注釈的に研究している。シュトラウスもスピノザから大きな影響を受けたことが広く知られているが、彼のスピノザ論として最も纏まった内容を成している―というよりも…」

posted at 23:25:22

@nekonoizumi

「…彼の唯一のスピノザ政治哲学論と言っていい―この第9章を、スピノザ研究の立場から厳密かつ詳細に分析・研究するということがこれまでに行われなかった。シュトラウスのような独特の著述スタイルとそれと連動した思想を採る思想家の場合、<外>からその思想を見て論じるのではなく、…」

posted at 23:25:22

@nekonoizumi

「…そのテクストを一言一句揺るがせにせず、批判的視点から丁寧に注釈(コメンタール)することによってしか、そのスピノザ解釈の真偽も、そこに見え隠れする思想家自身の真意も見えてこないという観点から、まずシュトラウスのテクストの拙訳を独立引用として掲げ、…」

posted at 23:25:22

@nekonoizumi

「…続いてその引用内容に対する私の注釈(コメンタール)を行うという作業を繰り返し行っている。」

posted at 23:25:23

@nekonoizumi

『スピノザとフロイト』というタイトルで、第3部が丸々レオ・シュトラウスとは思わなかった。

posted at 23:26:37

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