目次あり。「女性と政治を隔てているものとは何か？　
共同体に滅亡をもたらす者、革命家として憲兵の刃に倒れる者、産まれたばかりの我が子を手にかける者……」
⇒倉田容子
『テロルの女たち　日本近代文学における政治とジェンダー』
花鳥社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909832689… https://kachosha.com/books/9784909832689/…

posted at 23:08:57

「…死と暴力にまみれ、恐怖（テロル）の相貌を帯びた女性たちはなぜ描かれたのか。
19、20世紀を生きた作家たち、宮崎夢柳・福田英子・平林たい子・三枝和子の諸作品から、今なお根強く残るジェンダー秩序と、女性表象や女性解放をめぐる問題に鋭く切り込む。…」

posted at 23:08:57

「…「本書は、政治と女性の関係を問い直す試みであると同時に、〈革命/恐怖の女〉の系譜を照らし出す試みでもある。これらの女性表象が指し示す問題について考え、わたしたちが目指すべき方向を探る手がかりとしたい。」（序章「公／私区分とジェンダー」より）」

posted at 23:08:57