2022年7月27日に紹介した ピーター・パーソンズ/著,髙橋亮介/翻訳 「パピルスが語る古代都市」についての記事です。
書誌情報
タイトル | パピルスが語る古代都市 |
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著者 | ピーター・パーソンズ/著,髙橋亮介/翻訳 |
出版社 | 知泉書館 |
ISBN | 978-4-86285-368-4 |
価格 | 5,500 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年8月3日 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 514 ページ |
Cコード | C3022 (専門, 単行本, 外国歴史) |
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目次あり。「1897年,イギリスのエジプト探検隊は,ナイル中部の失われた古代都市オクシリンコスで,…」
⇒ピーター・パーソンズ/髙橋亮介訳
『パピルスが語る古代都市 ローマ支配下エジプトのギリシア人』
知泉書館 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784862853684… http://www.chisen.co.jp/book/b609076.html…
posted at 22:31:10
「…ゴミの山から『トマスによる福音書』が書かれた一葉のパピルス紙を発見した。以後,陸続と発掘されたギリシア語パピルスは,その地の人々が廃棄した古典文学や聖書の断片,そして個人の手紙や実務文書など膨大な生活の記録であった。…」
posted at 22:32:17
「…クレオパトラの死により紀元1世紀にプトレマイオス朝が滅亡した後,エジプトはローマ帝国の属州となったが,支配層をギリシア人が占めるギリシア世界であった。彼らはエジプトに同化しながらギリシア文化を拠り所とし,文字はギリシア語で記すことを決めたのである。…」
posted at 22:32:17
「…本書は,オックスフォード大学で古典ギリシア語教授を務めた,オクシリンコス・パピルス解読の第一人者である著者が,大量の出土史料を駆使して,当時の社会と文化を余すことなく描き出す。ギリシア人の目に映るローマ皇帝,ナイル川の氾濫と農作物の収穫,市場での経済活動,…」
posted at 22:32:18
「…現金と穀物を扱う銀行取引,厳しい徴税や徴発の制度,子供の教育に奔走する親,病気や怪我に際して助けを求めた魔術や医学など,人々の息づかいを伝えるとともに,迫害を受けた初期キリスト教のあり方や,古典作品について古典学の視点から光が当てられる。…」
posted at 22:32:18
「…巻頭カラー口絵と,訳者による各章の懇切な要約も付し,古代世界へと誘う,わが国初登場のパピルス学入門である。」
posted at 22:32:19
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