ベストSF2022

2022年8月16日に紹介した 大森 望/編集 「ベストSF2022」についての記事です。

書誌情報

タイトル ベストSF2022
著者 大森 望/編集
出版社 竹書房
ISBN 978-4-8019-3212-8
価格 1,650 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年8月31日
サイズ 文庫
ページ数 456 ページ
Cコード C0193 (一般, 文庫, 日本文学、小説・物語)

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@nekonoizumi

竹書房文庫8月。「またSFが死んだらしい……。では、この作品群はいったいなんなのか。…」
⇒大森望編
『ベストSF2022』 www.hanmoto.com/bd/isbn/978480

posted at 22:08:04

@nekonoizumi

「トップを飾る酉島伝法「もふとん」は、もふもふしたふとんの話―ではなく、もふもふしたふとんのような生き物〝膚団(ふとん)〞の話。つづく吉羽善「或ルチュパカブラ」は山羊の血を吸うという未確認生物(UMA)チュパカブラの話ではなく―と思ったらやっぱりチュパカブラの話ですが、…」

posted at 22:10:18

@nekonoizumi

「…私たちが知るチュパカブラとはちょっと違うかも。豚が絶滅した未来の台湾を舞台にした溝渕久美子「神の豚」にはそこに存在するはずのない豚が出てきます。…」

posted at 22:10:18

@nekonoizumi

「…〝へんないきもの〞シリーズはまだまだ続き、太平洋戦争末期の北ボルネオ戦線に従軍した人間(考えてみればこれがいちばん〝へんないきもの〞かも)を描く高木ケイ「進化し損ねた猿たち」にはボルネオ・オランウータンが登場。異国つながりの津原泰水「カタル、ハナル、キユ」はハナル国の…」

posted at 22:10:19

@nekonoizumi

「…伝統音楽イムを核にした異文化SFですが、こちらにも薰衣猴(ラヴェンダーモンキー)呼ばれる架空のサルが出てきて、重要な役割を果たす。感染症でつながる十三不塔「絶笑世界」では、意外な流行病の意外な特効薬(?)が発見される。…」

posted at 22:10:19

@nekonoizumi

「…円城塔「墓の書」は作中人物のお墓について論文スタイルで語り、〝異常論文〞の極北とも言うべき鈴木一平+山本浩貴(いぬのせなか座)「無断と土」では、架空のVRホラーゲームをめぐる怪奇論文というか論文怪談が展開される。第3回百合文芸小説コンテストSFマガジン賞受賞の…」

posted at 22:10:20

@nekonoizumi

「…坂崎かおる「電信柱より」は生物と無生物の境を超えた愛を描き、〈コミック百合姫〉の表紙に連載された伴名練「百年文通」は百年の時を超えた愛を描く。
 以上、二〇二一年の日本が誇る短編SFのベストテン。ごゆるりとお楽しみください。
――大森望「序」より」

posted at 22:10:20

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