並行世界の存在論

2022年12月2日に紹介した 加藤 夢三/著 「並行世界の存在論」についての記事です。

書誌情報

タイトル 並行世界の存在論
著者 加藤 夢三/著
出版社 ひつじ書房
ISBN 978-4-8234-1181-6
価格 3,080 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年12月15日
サイズ 四六判
ページ数 202 ページ
Cコード C1090 (教養, 単行本, 文学総記)

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@nekonoizumi

目次あり。「なぜ(ある特定の)人びとは、ただひとつの現実世界に飽き足らず、並行世界というものに強く惹きつけられるのか。並行世界に思いを馳せるとはどういうことなのか。…」
⇒加藤夢三
『並行世界の存在論 現代日本文学への招待』
ひつじ書房 www.hanmoto.com/bd/isbn/978482

posted at 23:54:34

@nekonoizumi

「…私たちにとって並行世界とはどのような意味を持つのか。本書は、こういった問いの枠組みを、哲学でも心理学でもなく自然科学でもなく、文学研究の立場から考えようとする試みである。それは、個別具体的な作品分析を通じて、…」

posted at 23:55:01

@nekonoizumi

「…並行世界という舞台設定が担う思想的な潜勢力を解き明かす企てともなるだろう。」

posted at 23:55:01

@nekonoizumi

はじめに
第一章 柄谷行人『探究Ⅱ』―この現実世界への疑念

第二章 東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生』―並行世界は何をもたらすのか

第三章 三浦俊彦・永井均の諸論―「この」性はどのように分析できるか

第四章 筒井康隆『夢の木坂分岐点』―壊れているのは「私」か世界か

posted at 23:56:58

@nekonoizumi


第五章 岡嶋二人『クラインの壺』―世界はこのひとつだと信じたい

第六章 押井守『アヴァロン』―「現実」らしさはどこにあるのか

第七章 米澤穂信『ボトルネック』―こんな「私」じゃなくても

第八章 円城塔『Self-Reference ENGINE』―「現実」はほんとうにひとつなのか

posted at 23:56:58

@nekonoizumi


第九章 舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』―探偵は世界を創造する

第十章 東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』―あれも「私」だったのか

第十一章 村上春樹『1Q84』―ここにもいるし、あそこにもいる

第十二章 新海誠『君の名は。』―並行世界はどこにあるのか

posted at 23:56:59

@nekonoizumi


第十三章 伴名練『なめらかな世界と、その敵』―並行世界を移動するとはどういうことか

第十四章 それでも並行世界は〝在る〞―「存在論的並行世界」の役割と使命

あとがき

posted at 23:56:59

@nekonoizumi

第五章 岡嶋二人『クラインの壺』―世界はこのひとつだと信じたい
 ヴァーチャル・リアリティの射程/「本物」らしさをめぐる問い/世界はただこのひとつである

posted at 23:58:19

@nekonoizumi

第九章 舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』―探偵は世界を創造する
 「世界の形」を変えるということ/「本格ミステリ」の文法/「世界を作ること」のパラドックス

posted at 23:58:20

@nekonoizumi

第十三章 伴名練『なめらかな世界と、その敵』―並行世界を移動するとはどういうことか
 伴名練という衝撃/実際には無限ではない並行世界/「存在論的並行世界」への通路

posted at 23:58:20

@nekonoizumi

まさかの岡嶋二人『クラインの壺』。 twitter.com/nekonoizumi/st

posted at 23:58:43

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