中世ヨーロッパの「伝統」

2022年2月15日に紹介した 赤江 雄一/著・編集,岩波 敦子/著・編集 「中世ヨーロッパの「伝統」」についての記事です。

書誌情報

タイトル 中世ヨーロッパの「伝統」
著者 赤江 雄一/著・編集,岩波 敦子/著・編集
出版社 慶應義塾大学出版会
ISBN 978-4-7664-2819-3
価格 3,850 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年3月18日
サイズ A5 判
ページ数 320 ページ
Cコード C3022 (専門, 単行本, 外国歴史)

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@nekonoizumi

目次あり。「何が引き継がれ、何が新しいのか
人、地域、時代の狭間を運動し、テクストは万華鏡のように異なる諸相を見せ続ける。その側面を多角的に捉える論文集。…」
⇒赤江雄一,岩波敦子編著
『中世ヨーロッパの「伝統」 テクストの生成と運動』
慶應義塾大学出版会 www.keio-up.co.jp/np/isbn/978476

posted at 23:18:53

@nekonoizumi

「…テクストという語は「織り上げられたものtextum」という原意をもち、言葉で表現されたものに加え、図像、モチーフ、工芸品なども射程に捉える。それは常に元と同じではありえず、連なりながら新しい「伝統」を紡ぐ。…」

posted at 23:19:25

@nekonoizumi

「…本書では、キリスト教・イスラーム文化圏を対象として、言葉が、モノが、いかに産出され、複製され、受容され、そして伝播していったのかを辿り、伝統のダイナミズムを明らかにしていく。第一線の研究者たちによる論文集。 」

posted at 23:19:25

@nekonoizumi

はじめに 赤江雄一

Ⅰ 書物と信仰

西洋中世における説教術書の伝統生成――説教術書は制度的ジャンルか 赤江雄一 

vita mixta の伝統と中英語宗教文学 松田隆美 

Ancrene Wisseの系譜とThe Tretyse of Loue(1493) 徳永聡子 

posted at 23:21:14

@nekonoizumi

…Ⅱ 神と救済

中世後期イングランドの俗語神学と救済論 井口篤 

中世後期における義認論の構図と言説――facere quod in se est をめぐって 山内志朗 

posted at 23:21:15

@nekonoizumi

…Ⅲ 権力とイメージ

ハインリヒ獅子公の誕生――新たな統治者像の生成と伝統 岩波敦子 

ペルシアの画論における伝統形成――中国、ヨーロッパとの比較から 鎌田由美子 

おわりに 岩波敦子

posted at 23:21:15

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