2021年6月17日に紹介した 若林啓史/著 「中東近現代史」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 中東近現代史 |
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著者 | 若林啓史/著 |
出版社 | 知泉書館 |
ISBN | 978-4-86285-340-0 |
価格 | 5,940 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年6月24日 |
サイズ | 新書 |
ページ数 | 828 ページ |
Cコード | C3022 (専門, 単行本, 外国歴史) |
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目次あり。「帝国主義と植民地の時代におけるオスマン帝国の国際関係,20世紀の戦間期におけるイギリスやロシアの南下政策,戦後のアメリカと石油を中心にイスラエルとアラブとの対立。…」
⇒若林啓史
『中東近現代史』
知泉書館 http://www.chisen.co.jp/book/b577160.html… https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784862853400…
posted at 23:04:44
「…2世紀に及ぶ中東世界の歴史的事実と地域や国家,人びとが激動期にどう生き延びてきたのか,その経緯を実証的,歴史的に考察する。
中東の歴史は,多くの言語文化,イスラーム諸宗派の対立,政治権力の確執,そしてナショナリズムや多数の武装集団の抗争など問題が重層的に渦巻き,…」
posted at 23:05:39
「…さらにその背景で西洋列強の進出と支配,戦後はアメリカとイスラエル勢力の介入により混迷の度を深めてきた。
著者は外交官として中東諸国の現場で経験を蓄積し,現地目線で問題の実態を客観的に観察してきた。公務の傍らオックスフォード大留学を機に中東の歴史研究に親しみ…」
posted at 23:05:40
「…二冊の学術書を公にした。東北大学出向の折に中東近現代史の授業を持ち,それが本書に結実する。
歴史的視点と錯綜する現実への冷静な分析で全体像を描き出し,中東の未来への提言をも示す。巨視的かつ具体的な実態把握,膨大な文献群の活用,…」
posted at 23:05:40
「…事実に即した客観的叙述は他に類を見ない中東理解への新たな扉となり,日本の近代化や列強諸国との関係,現代の外交政策を振り返る契機ともなろう。研究者や中東で経済・社会活動をする実践家にとっては座右の書となる。 」
posted at 23:05:40
著者は、外務省入省→中東各国赴任→山梨県警察本部警務部長→中東各国で公使→東北大教授という経歴だけど、山梨県警時代に出した最初の著作が8世紀の神学者の考察をした『聖像画論争とイスラーム』(2003)という。 http://www.chisen.co.jp/book/b211545.html…
posted at 23:16:55
『聖像画論争とイスラーム』は、「初期アッバース朝の8世紀に東方キリスト教の教義をアラビア語で表現した最初期の神学者アブー・クッラの業績」をイコン論争を中心に考察するという渋い学術研究。
posted at 23:16:56
次の本がオスマン帝国統治下にあったダマスカスで1860年に起こった宗派抗争事件を一次史料を蒐集して研究した『シリアの悲嘆 キリスト教徒虐殺事件 一八六〇年』という、これまたかなり渋い研究。しかも付録に写本しか存在しないアラビア語史料の校訂・翻訳まであるという。 http://www.chisen.co.jp/book/b454009.html…
posted at 23:16:56
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