目次あり。「力学がどのようにサボって(近似して)自然現象をシンプルに説明しようとしているのかを紹介する本である。本書を通じ、力学を舞台にして、いままで歴史上の天才たちが見つけてくれた…」
⇒小田将人
『力学のサボり方』
学術図書出版社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784780609981…

posted at 23:40:24

「…便利なサボり方を味わってほしい。注目する現象の本質を抜き出してなるべく簡単なモデルで説明する技術は、力学や物理学に限らず、ほとんど全ての理工系分野の基盤となる考え方である。
その考え方の練習を身近な例を使って行うというのが力学を学ぶ意味である。」

posted at 23:40:52

第1章　物理学の目標と物理学に対する誤解
第2章　運動の表現方法：サボれるところはとことんサボる
第3章　運動の法則：サボり方の指針
第4章　運動方程式を解く：数学はあまりサボれない
第5章　振動：うまくサボればみんな同じ
第6章　仕事とエネルギー：サボるために知っておくべきこと
…

posted at 23:41:55

…
第7章　回転運動の法則：回るときも同じようにサボれる
第8章　質点系の運動：サボり方の大胆さ
第9章　剛体の運動：別方向のサボり方
付録

posted at 23:41:55

「力学がどのようにサボって(近似して)自然現象をシンプルに説明しようとしているのかを紹介する本」
「歴史上の天才たちが見つけてくれた便利なサボり方を味わってほしい」
というテーマ設定が良い。
数学だけ「数学はあまりサボれない」のがウケる。

posted at 23:43:21