和泉古典叢書12 紫式部日記

2021年7月13日に紹介した 笹川 博司/著 「和泉古典叢書12 紫式部日記」についての記事です。

書誌情報

タイトル 和泉古典叢書12 紫式部日記
著者 笹川 博司/著
出版社 和泉書院
ISBN 978-4-7576-1004-0
価格 8,250 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年7月30日
サイズ A5 判
ページ数 314 ページ
Cコード C3395 (専門, 全集・双書, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

「黒川本を翻刻、本文異同等を頭注し、補注に本文の用例や解釈の根拠を詳細に示す最新の研究成果を盛り込んだ注釈書。語彙索引を附録。」
⇒笹川博司校注
『紫式部日記』
和泉書院 www.izumipb.co.jp/book/b588073.h

posted at 21:20:16

@nekonoizumi

「宮崎莊平によって黒川本『紫日記』(宮内庁書陵部蔵)が発見され、萩谷朴『紫式部日記全注釈』が世に出て半世紀。全注釈は、今なお『紫式部日記』を研究する際の必読文献である。それは多くの資料が博捜され、それに基づいて立論されているからだ。思いつきの主張とは一線を画す優れた業績である…」

posted at 21:21:37

@nekonoizumi

「…ただし、資料から導かれる結論がいつも正しいとは限らないし、論に飛躍のある場合もあって、それを正す試みも、この半世紀続けられてきた。一方、全注釈以降も『紫式部日記』の注釈書は出版されてきたが、多くは注釈の根拠が省略された一般読者や初学者用である。
本書は、半世紀の研究成果を…」

posted at 21:21:38

@nekonoizumi

「…採り入れ、あらためて黒川本の様態を丁寧に見直して精確な翻刻本文を作成し、頭注として本文異同や理解の助けとなるような注を掲げ、補注では本文の用例や解釈の根拠を詳細に示した。系図・附図・年表・語彙索引を附録。『紫式部日記』研究の現在と課題を提示し、注釈のあるべき姿を問う。」

posted at 21:21:38

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