土器製作技術からみた稲作受容期の東北アジア

2022年10月14日に紹介した 三阪 一徳/著 「土器製作技術からみた稲作受容期の東北アジア」についての記事です。

書誌情報

タイトル 土器製作技術からみた稲作受容期の東北アジア
著者 三阪 一徳/著
出版社 九州大学出版会
ISBN 978-4-7985-0316-5
価格 8,800 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年10月26日
サイズ B5 判
ページ数 294 ページ
Cコード C3022 (専門, 単行本, 外国歴史)

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@nekonoizumi

目次あり。「考古学、植物考古学、自然人類学の成果や理化学的年代測定の蓄積により、先史時代の長江中下流域でイネ、黄河流域以北でアワ・キビの栽培化がはじまり、…」
⇒三阪一徳
『土器製作技術からみた稲作受容期の東北アジア』
九州大学出版会 kup.or.jp/booklist/hu/hi

posted at 23:27:57

@nekonoizumi

「…その後、これらが東北アジア諸地域に広がった過程が明らかになりつつある。とくに、イネ栽培を伴う農耕の伝播期において、移住や大きな文化変化が生じていたことは注目される。

東北アジアにおける初期農耕の伝播に関する議論において、土器は主要な研究対象とされてきた考古資料である。…」

posted at 23:28:50

@nekonoizumi

「…土器研究では文様や形態が主な分析項目とされてきたが、その製作技術はあまり注目されることがなかった。しかし、土器の製作技術には、その完成品をみただけでは模倣できない要素が含まれるため、他地域からの人の移住を示す有効な指標となる。土器の形態や製作技術などの諸要素、…」

posted at 23:28:51

@nekonoizumi

「…さらにその他の物質文化を含め、移住者によってもたらされた外来の文化要素と在来の文化要素を抽出することにより、文化変化の過程をより詳細に説明できる可能性がある。

本書では、稲作伝播期に相当する日本列島・北部九州の弥生時代開始期、朝鮮半島南部の青銅器時代開始期、…」

posted at 23:28:51

@nekonoizumi

「…中国東北部・遼東半島の龍山文化併行期を主な対象とし、土器の製作技術に焦点をあてた分析を実施する。そして、分析結果に基づき、3地域の稲作伝播期に生じた、移住の実態と文化変化の過程を明らかにする。」

posted at 23:28:52

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