2021年4月1日に紹介した古宮保子著「大陸に新天地を求める 父の生きた記録 悲劇の通化事件にも遭遇」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 大陸に新天地を求める 父の生きた記録 悲劇の通化事件にも遭遇 |
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著者 | 古宮保子 |
出版社 | 新風書房 |
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自費本。「一九八四年に八十三歳で亡くなった父、吉永重夫さんが自身の半生を記した原稿用紙二百七十一枚に及ぶ遺稿をほぼ原文のまま世に出した。…」⇒吉永重夫/古宮保子編『大陸に新天地を求める 父の生きた記録 悲劇の通化事件にも遭遇』新風書房
https://www.tokyo-np.co.jp/article/84649…
「…内容は、生い立ちから始まり、教師を経て三十八歳で満州に渡り商社に就職。石炭配給の仕事に就き、支配人として終戦の日に赴任した通化市(現吉林省通化市)で事件に遭う。その後、命からがら日本に引き揚げたことなど激動の人生を八つの章で構成。」
「古宮さんは「特に通化事件や引き揚げの記録は、私も記憶があり、後世に伝えたいと思った」と話す。…古宮さんは当時八歳だったが、恐怖の記憶は鮮明だ。…」
「…「朝早くいきなり家の中に銃弾が撃ち込まれ、必死に身を隠したのを覚えています。父ら男の人たちは連行され、その後、家の中のものはすべて奪われ、畳も持って行かれた」 」「中国共産党軍は事件後、日本人の身元を再調査し適格者に交付する「良民証」を新しくした。…」
「…吉永さんは通化の日本人の数を知ろうと、申請書を期限ぎりぎりに提出し、四千八百番台だった。事件前の一月中旬に六千番台の交付を受けていたことから「日系人の犠牲者千二百人は間違いないようだ」と記している。 」
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