2021年8月14日に紹介した 橋迫 瑞穂/著 「妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ |
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著者 | 橋迫 瑞穂/著 |
出版社 | 集英社 |
ISBN | 978-4-08-721180-1 |
価格 | 946 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年8月17日 |
サイズ | 新書 |
ページ数 | 224 ページ |
Cコード | C0236 (一般, 新書, 社会) |
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橋迫瑞穂『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』が届いた。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4087211800…
手に取ったばかりで、パラパラと眺めているだけだけど、妊娠・出産のスピリチュアリティの分析がテーマで主に「子宮系」「胎内記憶・胎教」「自然なお産」、三砂ちずる/青木やよひの議論がとりあげられている。
posted at 23:40:10
子宮系については、その名を広めた子宮委員長はるにとどまらない様相がとりあげられている。胎教ではかの右脳教育の七田眞が、胎内記憶ではおなじみ池川明。自然なお産では吉村正とホメオパシー(由井寅子系)。
200ページほどながら、それぞれのテーマについてコンパクトにその構造と広がりの分析が。
posted at 23:49:31
自然なお産の吉村正は女性の聖性を強調し、「命を産み育てる女性は神に近い存在」としたり、自然性を理想とすることから、「周産期死亡を減らそうと思うこと自体が、神に対する反逆です」としたり。
posted at 23:56:49
本書の分析対象からは外れているけど、吉村正『いのちのために、いのちをかけよ』(地湧社,2010)は、この思想をよく表した書名だと思う。いのち(出産)のために、いのち(母親の命)を賭けろ、ということだし。
https://www.amazon.co.jp/dp/4885032067
posted at 23:56:49
妊娠・出産がテーマの今回の本のテーマからは外れるわけだけど、こうなると妊活などでも活動している若杉ばあちゃんこと若杉友子とその周囲のテーマとかもどうなっているのかとか本書からの広がりも期待したくなる。若杉友子は食養・マクロビオティック系なわけだけど、このあたりの広がりも。
posted at 00:10:07
若杉は、野草・自然食から人気を得て、食養系の陰陽論から体をあたためる・ひやす食べ物という分類をもとにして健康論を語り、例えば、こんな本も出しているし。「現代女性は子宮が冷蔵庫のように冷え切っている」 と。
『子宮を温める健康法』WAVE出版 (2012) https://www.amazon.co.jp/dp/4872905962
posted at 00:12:06
このあたりの自然食やマクロビ系の問題系も広すぎて捉え難い。
posted at 00:19:02
そういえば、知り合いの知り合いレベルだけど、田舎で自然食・自然農法実践を売りにゲストハウスを運営している人が、今度、反コロナワクチン論者を呼んで講演だか勉強会するらしく、頭が痛い。
posted at 00:22:01
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