2021年6月10日に紹介した 金子晴勇/著 「宗教改革的認識とは何か」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 宗教改革的認識とは何か |
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著者 | 金子晴勇/著 |
出版社 | 知泉書館 |
ISBN | 978-4-86285-339-4 |
価格 | 3,850 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年6月17日 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 340 ページ |
Cコード | C3316 (専門, 全集・双書, キリスト教) |
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目次あり。「宗教改革(1517年)の始まる直前にヴィッテンベルク大学で講解された「ローマ書講義」(1515-16年)は,32歳の青年ルターの思想が力強く説かれ,…」
⇒金子晴勇
『宗教改革的認識とは何か ルター『ローマ書講義』を読む』
知泉書館 http://www.chisen.co.jp/book/b583262.html…
posted at 23:09:02
「…信仰によって義とされる信仰義認論を中心に宗教改革的精神の生成過程が見事に結実している。
この「ローマ書講義」はその後,知られることなく4世紀を経て1908年に初めて刊行され,それを機にルター・ルネサンスの革新的な研究が展開された。
ルターは大学で後期スコラ学を担う…」
posted at 23:10:04
「…オッカム主義の「新しい方法」を受容し,究極の善と功績を求めて主体的な自由意志に集中して当時のスコラ学を批判するが,自身の救済には至らず,同時にアウグスティヌスの影響もあり,オッカム主義自体を超克すべき対象として,新たな思想的,神学的境地を拓いていった。…」
posted at 23:10:04
「…また「新しい方法」に対抗して1473年以来,ルーヴァン大学,パリ大学から始まった「古い方法」の運動がドイツにも波及し,宗教改革の精神史的背景となった。
本書では「良心概念」,「フミリタス概念」,「義人にして同時に罪人」,「愛の秩序」など主要テーマに光を当て,…」
posted at 23:10:05
「…その意義を明らかにする。「宗教改革」は知っていても,内容を承知しない読者にとり,ルター独自の宗教経験と改革の真髄を理解するための貴重な一書となろう。 」
posted at 23:10:05
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