目次あり。「文学研究の本筋に立ち返って読み直す。
流動の文芸たる『平家物語』の世界の総体と、その本質とは。『平家物語』を中心に、『保元物語』『平治物語』『承久記』等、…」
⇒原田敦史
『平家物語の表現世界 諸本の生成と流動』
花鳥社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909832672… https://kachosha.com/books/9784909832672/…

posted at 23:45:17

「…多彩な諸本からなる軍記物語本文の具体相を示す。」

posted at 23:45:27

「…「作品自体を読み解いていくような論が、もっと書かれてもよいのではないか。そのほうが文学研究らしいだろう。その先に、もっと他諸本の描く世界にも眼を広げてゆくことができるのではないか。……いかなる道筋を通っていかなる表現世界が作られてきたのか。それは豊穣な諸本群の中で…」

posted at 23:46:10

「…どのような位相にあるのか。そこにこだわることで、見えてくる問題はまだあるはずだ。だから本書では、常に作品の本文に向かうところから、諸本の考察を始めたい。」（「序論」より）」

posted at 23:46:10