歴史と理性と憲法と

2023年3月17日に紹介した 長谷部 恭男/著 「歴史と理性と憲法と」についての記事です。

書誌情報

タイトル 歴史と理性と憲法と
著者 長谷部 恭男/著
出版社 勁草書房
ISBN 978-4-326-45128-9
価格 3,300 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年5月1日
サイズ 四六判
ページ数 232 ページ
Cコード C3032 (専門, 単行本, 法律)

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@nekonoizumi

「憲法学の本道を外れ、気の向くまま杣道へ。山を熟知したきこり同様、憲法学者だからこそ発見できる憲法学の新しい景色へ。
勁草書房編集部webサイトでの好評連載エッセイ「憲法学の散歩道」の書籍化第2弾…」
⇒長谷部恭男
『歴史と理性と憲法と 憲法学の散歩道2』
勁草書房 www.keisoshobo.co.jp/book/b624223.h

posted at 23:36:32

@nekonoizumi

「…書下ろし3篇も収録。強烈な世界像、人間像を喚起するボシュエ、ロック、ヘーゲル、ヒューム、トクヴィル、ニーチェ、ヴェイユ、ネイミアらを取り上げ、その思想の深淵をたどり、射程を測定する。さまざまな論者の思想を入り口に憲法学の奥深さへと誘う特異な書。」

posted at 23:36:33

@nekonoizumi

「憲法学の散歩道」、今回の収録対象記事だとこれ好き。
【憲法学の散歩道/長谷部恭男】
第28回 法律を廃止する法律の廃止 – けいそうビブリオフィル
keisobiblio.com/2022/05/17/has twitter.com/nekonoizumi/st

posted at 23:40:47

@nekonoizumi

「フィニスが指摘するのが、19世紀までのイングランドでは、ある法律を廃止する法律が廃止されれば、元の法律が復活するという法理が通用していたという事実である。
 
 この法理を前提とすると、廃止されたはずの法律も実は寝ていただけで、廃止法が廃止されれば、また目を覚ますことになる。」

posted at 23:40:48

@nekonoizumi

「もっとも、現代の日本では、ある法律を廃止する法律が廃止されたときに元の法律が復活するという法理は、おそらく通用していないであろう。アンケート調査をしたわけではないが、日本の大部分の法律家はそう考えているように思われる。」

posted at 23:40:48

@nekonoizumi

「悠久の古から悠久の将来に至るまで妥当する、不老不死であるはずのコモンローからすれば、あらゆる制定法は時限法である。となると、少なくともコモンローと制定法との関係に関する限り、コモンローを廃止する制定法が廃止されれば、元のコモンローが復活するのは当然のようにも思われる。」

posted at 23:40:49

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