2023年2月28日に紹介した 桜井 万里子/著 「歴史学の始まり ヘロドトスとトゥキュディデス」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 歴史学の始まり ヘロドトスとトゥキュディデス |
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著者 | 桜井 万里子/著 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-531512-5 |
価格 | 858 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2023年4月13日 |
サイズ | 文庫 |
ページ数 | 176 ページ |
Cコード | C0122 (一般, 文庫, 外国歴史) |
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講談社学術文庫4月。「ヘロドトスとトゥキュディデスは、ともに紀元前5世紀のギリシア、最盛期のアテナイに生きた歴史家である。しかし二人はいずれも、自らを「歴史家」とみなしてはいなかった。…」
⇒桜井万里子
『歴史学の始まり ヘロドトスとトゥキュディデス』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065315125…
posted at 22:52:55
「…この時代、まだ歴史というジャンルは存在しなかったからである。ギリシアの文学的伝統のなかから「歴史叙述」という新たなジャンルを創設し、さらに「歴史学」への一歩を踏みだした二人の実像を描き、今後の課題を考える歴史学への入門書。…」
posted at 22:52:56
「…ペルシア戦争を主題として、ギリシアからオリエントの地理・歴史と伝承を網羅し、「歴史の父」と呼ばれるヘロドトスの著述は、東地中海世界を自由に飛翔するかのように想像をふくらませ、時に荒唐無稽なエピソードも盛り込まれる。一方、ヘロドトスより一世代ほど若いトゥキュディデスは、…」
posted at 22:52:56
「…「先輩」のこうした手法を批判し、近代歴史学にも通じる史料批判で確かな事実を重ねて、アテナイとスパルタが覇権を争ったペロポネソス戦争を記録した。しかし、ヘロドトスは本当に、後世の歴史家が批判するように「嘘つき」だったのか?…」
posted at 22:52:57
「…そして、トゥキュディデスが書かなかった事柄のなかには、どんな史実が隠されているのだろうか? 個性豊かな二人の天才歴史家に、再び教えを請うべき時が来ている。
[原本:『ヘロドトスとトゥキュディデス――歴史学の始まり』山川出版社2006年刊]」
posted at 22:52:57
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