2022年2月8日に紹介した 魚返善雄/著 「漢文の学び方」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 漢文の学び方 |
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著者 | 魚返善雄/著 |
出版社 | 志学社 |
ISBN | 978-4-909868-06-0 |
価格 | 2,200 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年4月6日 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 208 ページ |
Cコード | C0387 (一般, 全集・双書, 各国語) |
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目次あり。「気取らず、ユニークで、役に立つ。これぞ魚返流漢文学習法!
魚返先生は、学習者として、そして教師として長年深く漢文に関わり、「漢文とは一体なんだろう?」と長年頭をひねってきた人です。…」
⇒魚返善雄
『漢文の学び方』
志学社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909868060…
posted at 22:25:02
「…その先生が導き出した答えは、「漢文は符号語であり、一種の暗号言語である」というものであります。
では、この──現代中国人にすら読解が極めて難しい──暗号言語を、われわれ日本人はどのように学習していくべきでありましょうか。…」
posted at 22:26:32
「…それにはまず、漢文に対する誤解を取っ払い、暗号の法則(文法)をつかみ、そして幅をもたせて訓読していくことである、と魚返先生は語ります。
本書は気取らない文体で書かれた「学び方」の参考書でありますが、現代、そして未来の読者が漢文の本質に近づくとともに、…」
posted at 22:26:32
「…あわせて日本語の姿をかえりみるよすがにもなると信じ、七〇年ぶりにこの名著を復刊するものであります。」
posted at 22:26:32
追記:2022年3月20日に再度紹介しました
志学社の平林氏から魚返善雄『漢文の学び方』をご恵贈いただきました。頂けるとは思ってもいなかったので少々驚いてはいますが、誠にありがとうございます。
https://shigakusha.jp/product/kanbun/
posted at 23:10:29
この魚返善雄『漢文の学び方』、早速少し読んでみているのですが面白いのは、内容紹介にもあるように、この本は漢文の参考書でも教科書でもなく、漢文への姿勢、読むにあたって念頭に置くべきこと、向き合い方について教えてくれる、まさに「学び方」についての本だということ。
posted at 23:11:30
話し言葉としての中国語と古き文語としての漢文は、語彙や語法、文法も違う「全く別体系の言語」で、漢文はその性質から「符号語であり、一種の暗号言語である」という前提のもと、その学び方、読み方が説かれています。
あと、途中で練習問題がいくつかありますが、巻末に解答があるのでご安心を。
posted at 23:11:31
一種の圧縮言語的なものと考えたらいいのかな~と読んでいたら、「漢文は「符合語」的性質のものではあるが、それを表現する道具は…漢字である。その点、漢文は軍隊の暗号や商業用のコード(電報略号)ほどのは圧縮されておらず、暗号的性質とともに、言語的性質をも相当にもっている」という箇所が
posted at 23:27:25
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