熱帯雨林の宝物 インドネシア沈香調査記

2023年1月26日に紹介した 山田 勇/著 「熱帯雨林の宝物 インドネシア沈香調査記」についての記事です。

書誌情報

タイトル 熱帯雨林の宝物 インドネシア沈香調査記
著者 山田 勇/著
出版社 実生社
ISBN 978-4-910686-00-4
価格 4,180 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年3月1日
サイズ A5 判
ページ数 296 ページ
Cコード C3039 (専門, 単行本, 民族・風習)

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@nekonoizumi

目次あり。「沈香(じんこう)は香料の一種。アジアの熱帯林の奥底に生育する沈丁花科の木より採取され、高貴な香りを生み出す成分は古来より珍重されてきた。…」
⇒山田勇
『熱帯雨林の宝物 インドネシア沈香調査記』
実生社 www.hanmoto.com/bd/isbn/978491

posted at 23:23:25

@nekonoizumi

「…高値で取引されることから乱獲がすすみ、近年では天然木よりとれる沈香は幻の存在となっている。
本書は足しげく熱帯雨林に通った著者による、森林とともに生活を営む人々の話に耳を傾け、暮らしに触れた1990年代から2020年頃までの日報である。」

posted at 23:23:25

@nekonoizumi

「歴史的な研究は山田憲太郎の著作にくわしいので、それを参考にしてほしいが(山田憲太郎『日本香料史』1948年、179頁、同朋舎による復刊)、この本で扱うのは現代の沈香の自然分布と利用、交易の現場からの報告である。」

posted at 23:24:59

@nekonoizumi

「私は『アジア・アメリカ生態資源紀行』(2000年、岩波書店)ほか、『生態資源――モノ・場・ヒトを生かす世界』(山田勇・赤嶺淳・平田昌弘 編、2018年、昭和堂)にて沈香調査のとりまとめをおこなった。
沈香の芳香物質が高価なため、現在では各国で人工栽培されて、…」

posted at 23:25:00

@nekonoizumi

「…クギを打ち付けたり、特殊な薬物を注入したりして、人工的に抽出する方法が試みられている。
本書は、沈香の自然分布における沈香採取の担い手から交易ルートを1990年代から2020年頃まで調査した報告である。」

posted at 23:25:00

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