2023年1月27日に紹介した 呉 修喆/著 「燈謎 漢字文化圏文字遊戯の諸相」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 燈謎 漢字文化圏文字遊戯の諸相 |
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著者 | 呉 修喆/著 |
出版社 | 文学通信 |
ISBN | 978-4-909658-94-4 |
価格 | 6,600 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2023年2月28日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 298 ページ |
Cコード | C0098 (一般, 単行本, 外国文学、その他) |
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目次あり。「これはどうやって解く〈なぞなぞ〉なのか。
文字遊戯に心酔し、作品を創り、知的コミュニティを結成し、燈謎というものの価値を世間に大いに喧伝しようとした人々の思いとは。…」
⇒呉修喆
『燈謎 漢字文化圏文字遊戯の諸相』
文学通信 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909658944…
posted at 00:10:19
「…漢字語彙の多義性を利用し、違う意味に読み替えていく、または、本来の語彙・文字を分解・変形させるなど、多様な技巧が含まれる、燈謎(とうめい)。長い間、性質と輪郭が曖昧な、文学と民俗のはざまにさまようコウモリのようなものになってしまっている、燈謎。…」
posted at 00:10:20
「…本書は、透明にされがちな燈謎の作り手に光をあて、中国の燈謎文化史の欠けたピースを補うものである。
燈謎という漢字文化圏文字遊戯の七世紀にわたる変遷から、漢字文化の根底に潜んでいるエネルギーをダイナミックに描き出した書。
附章「平城宮跡出土組み合わせ文字の水脈をたどる」では…」
posted at 00:10:20
「…遊戯的表現が誕生するきっかけになりうる様態を確認、検討することにより、民間信仰の深層に潜り込んだ文字遊戯からその背後に広がる豊かな文化世界への糸口として捉えようとする野心的な研究。中国文化文学のみならず、漢字文化圏の研究者必携の書です。」
posted at 00:10:20
序章 謎解きに集う人々
一「燈謎」とは燈籠に掲げるなぞなぞなのか?
二 燈謎研究の現状と問題点
第一章 演じられた謎かけ
一 ライブ・エンターテインメントとしての「商謎」
二 筆記小説に見られる商謎の類例
三 本章のまとめ
posted at 00:11:15
第四章 謎作りに興じた人々
一 燈謎に積もる話
二 近代ジャーナリズムの流れに乗って
三 中国民俗学との齟齬
四 本章のまとめ
posted at 00:11:15
附章 平城宮跡出土組み合わせ文字の水脈をたどる
一 文字遊戯の水脈
二 呪符説の再考
三 文字遊戯のシルクロード
四 推論と仮説
posted at 00:11:16
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