「横溝正史はなぜ金田一を“結婚させなかった”のか？
戦後の転換期、すなわち敗戦から民主化へと向かう新旧の制度や慣習が入り交じった時期に書かれた、横溝正史の代表作にして、…」
⇒遠藤正敬
『犬神家の戸籍 「血」と「家」の近代日本』
青土社 http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3609&status=published…

posted at 21:57:49

「…探偵小説の金字塔『犬神家の一族』。犬神家の複雑かつ血みどろの人間模様を紙上で規定していたのは「戸籍」であった――。精緻な読解と検証を通じて、日本社会に根強く残る「血」や「家」の秩序と価値観を炙り出す、血に塗れた「紙の上の家族」の日本史。」

posted at 21:57:59

日本近現代史の中の「戸籍」研究で知られる遠藤正敬氏のこんなテーマの本、買わざるを得ない。

『近代日本の植民地統治における国籍と戸籍 満洲・朝鮮・台湾』 https://www.amazon.co.jp/dp/4750331635
『戸籍と国籍の近現代史』 https://www.amazon.co.jp/dp/4750338958
『戸籍と無戸籍 「日本人」の輪郭』 https://www.amazon.co.jp/dp/4409241176

posted at 22:02:49