「大蔵省で「10年に一人の逸材」と呼ばれた「役人の中の役人」、その胸の内は――。
財政再建、政界再編のキーパーソンが初めて重い口を開く…」
⇒倉重篤郎
『秘録 齋藤次郎 最後の大物官僚と戦後経済史』
光文社 https://www.amazon.co.jp/dp/4334953212

posted at 23:03:41

「…毎日新聞の元政治部長がライフワークとして挑んだ伝記的ノンフィクション」

「齋藤次郎――。
かつて小沢一郎と組み、増税による「財政再建」という、 経済・財政政策としての保守本流路線に賭けた筋金入りのエリート官僚がいた。…」

posted at 23:04:49

「…齋藤は二度勝負した。大蔵事務次官時代の1994年には、細川護熙連立政権を使って国民福祉税の導入を試み、退官後の2007年には、読売新聞主筆の渡邉恒雄を巻き込み、自民、民主両党の大連立構想を梃にドイツ型の増税を目指した。
いずれも後一歩のところで失敗に終わったが、…」

posted at 23:04:49

「…なぜ齋藤は財政規律の回復にかくまで異様な執念を燃やしたのか――。
齋藤に最も食い込んだ政治記者がライフワークとして取り組み、齋藤の重い口を割って歴史の証言者としての言葉を引き出した伝記的ノンフィクション。」

posted at 23:04:50