2022年12月7日に紹介した フェリッペ・モッタ/著 「移民が移民を考える」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 移民が移民を考える |
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著者 | フェリッペ・モッタ/著 |
出版社 | 大阪大学出版会 |
ISBN | 978-4-87259-759-2 |
価格 | 6,050 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2023年1月7日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 318 ページ |
Cコード | C3020 (専門, 単行本, 歴史総記) |
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目次あり。「移民による移民史――日系ブラジル移民は自らの生きた歴史をどのように叙述したか
本書は、子ども移民としてブラジルに渡り、日系ブラジル社会について…」
⇒フェリッペ・モッタ
『移民が移民を考える 半田知雄と日系ブラジル社会の歴史叙述』
大阪大学出版会 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784872597592…
posted at 23:30:13
「…生涯にわたり思考し、表現した画家・移民知識人である半田知雄(1906―1996)の芸術的営為、思想を跡づけるものである。これまで参照されてこなかった豊富な一次資料を活用し、日系ブラジル社会において「移民」という歴史的事象がいかに論じられてきたかを追うとともに、…」
posted at 23:31:04
「…半田に注目することにより移民知識人の姿を活写し、日系ブラジル移民史研究の新たな展開を拓くことを目的とする。移民研究者が考え始めるよりもはるかに早い段階から、移民自身は自らの存在と歴史に向き合っていた。その蓄積に敬意を払いそれを踏まえる立場から移民史を考えたい。…」
posted at 23:31:05
「…移民が移民を考え、移民を記述する過程と言説をつぶさに検討することにより、移民たち自身によって生きられた移民史を描き出し、日系ブラジル移民史の叙述の更新に貢献することが本書の目的である。」
posted at 23:31:05
「第4章では、ブラジル日系社会史における最大の出来事である戦争と敗戦の経験を取り上げる。戦前の国家主義的政策を発端として、戦後の「勝負抗争」の深い軋轢、さらに「他者」として立ち現れた戦後日本からの移民との出会いに至るまでの戦前移民の悩みが深刻化する状況を丁寧に追う。…」
posted at 23:31:28
「…さらに日系社会の戦後「正史」の叙述過程とその内容を分析し、その正史からこぼれ落ちる経験・感情・記憶を汲み取る方法として、移民文学の重要性を『コロニア万葉集』に即して論じる。」
posted at 23:31:28
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