色を分ける 色で分ける

2021年9月8日に紹介した 日髙 杏子/著 「色を分ける 色で分ける」についての記事です。

書誌情報

タイトル 色を分ける 色で分ける
著者 日髙 杏子/著
出版社 京都大学学術出版会
ISBN 978-4-8140-0370-9
価格 2,420 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年10月1日
サイズ 四六判
ページ数 288 ページ
Cコード C1370 (教養, 全集・双書, 芸術総記)

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@nekonoizumi

目次あり。「虹の色数は7色、赤はお湯で青は冷水。私たちは日々の生活の中で当然のように色を分け、また色を使って物事を分類している。しかし虹の色を2色に分ける文化もある一方、…」
⇒日高杏子
『色を分ける 色で分ける』
京都大学学術出版会 www.kyoto-up.or.jp/books/97848140

posted at 22:57:07

@nekonoizumi

「…寒色・暖色のように色彩に寒暖を覚える感覚はあまたの文化に共通するらしい。一体なにがこの普遍性と多様性を分けるのだろうか。虹の色数の多様性から色の分類の論理、肌の色による人種差別まで、古今東西の事例をもとに人間の色彩文化をひもとく。」

posted at 22:57:31

@nekonoizumi

はじめに

第Ⅰ部 色「を」分ける 編
第1章 虹を分ける
1 虹の色数のゆれ
2 虹の色数を音階になぞらえて決めたニュートン
3 天然の細かい分割線―フラウンホーファー線
コラム1 レインボーフラッグ

posted at 22:58:44

@nekonoizumi


第2章 色を名前で分ける
1 基本の色彩語―普遍性と進化について
2 カラーチャートの境界線
3 カラーチャートと照明
4 細かく分ける
5 大きくまとめる
6 増える・減る
7 進化と社会進化論・優生学
コラム2 共感覚者

posted at 22:58:45

@nekonoizumi


第3章 色を基準で分ける…
1 原色
2 純色
3 順位
4 属性
5 色相環・色空間
コラム3 色彩基準と食品

第4章 色を環境と感覚で分ける
1 温度
2 湿度
3 家畜
4 祝祭と日常
5 性別
コラム4 基本の色彩語(BCT)と慣用色名は性別の問題?

posted at 22:58:45

@nekonoizumi


第Ⅱ部 色「で」分ける 編
第5章 色で暮らしを分ける
1 パッケージ1:アメリカと日本の牛乳
2 パッケージ2:アメリカと日本の菓子
3 後日談
コラム5 三色食品群

第6章 色で身分を分ける
1 紋章
2 旧日本軍の襟章の色分け
3 階級
4 奢侈禁止令
コラム6 景観法

posted at 22:58:46

@nekonoizumi


第7章 色で人間を分ける
1 人種
2 ナチス強制収容所バッジの黄色
3 黒色と白色と赤色
コラム7 映像のステレオタイプ:白人の救世主と黒人の魔法使い

おわりに―十人十色に序列づけ、混ぜるのを拒んだ過去とカラフルな未来

初出一覧/謝辞/註/参考文献/索引

posted at 22:58:46

@nekonoizumi

『色を分ける 色で分ける』、とても面白そうなんだよな。

posted at 23:00:14

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