近代文学研究叢刊72 問いかける短篇

2022年3月15日に紹介した 木村 小夜/著 「近代文学研究叢刊72 問いかける短篇」についての記事です。

書誌情報

タイトル 近代文学研究叢刊72 問いかける短篇
著者 木村 小夜/著
出版社 和泉書院
ISBN 978-4-7576-1025-5
価格 5,500 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年4月7日
サイズ A5 判
ページ数 354 ページ
Cコード C3395 (専門, 全集・双書, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

目次あり。「作品はその中に一切を内包し、言葉同士が緊密に結びつき合って完結している――この素朴な信頼のもと、私達はもっと個々の小説の細部に分け入り、表現そのものを起点として考えをめぐらせても…」
⇒木村小夜
『問いかける短篇 翻案・童話・寓話』
和泉書院 www.izumipb.co.jp/book/b603519.h

posted at 22:36:06

@nekonoizumi

「…よいのではないか。その際、物語の未解決性や変則的な因果の構図といった謎は、むしろ新たな読みを誘い出し深めていく契機となる。とりわけこうした謎の表れやすいのが、翻案・童話・寓話といった方法による短篇だろう。

 視点人物の錯誤や死角・物語の矛盾や構成上の断絶・童話的因果応報の…」

posted at 22:36:43

@nekonoizumi

「…ような定型からの逸脱・反復の中の変質に着目し、あるいは原拠や周辺言説との比較検討を通し、漱石・鷗外・芥川・未明から三島などの戦後作家、さらに森見登美彦といった直近の現代作家まで、各短篇の緻密な構築性を解明する。作品論的研究は今なお進行中である。」

posted at 22:36:44

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