近代日本の「知」を考える。

2022年11月7日に紹介した 宇野 重規/著 「近代日本の「知」を考える。」についての記事です。

書誌情報

タイトル 近代日本の「知」を考える。
著者 宇野 重規/著
出版社 ミネルヴァ書房
ISBN 978-4-623-09530-8
価格 2,420 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年1月31日
サイズ 四六判
ページ数 240 ページ
Cコード C0310 (一般, 全集・双書, 哲学)

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@nekonoizumi

目次あり。「近代日本を形作った知識人はどのような道を歩んだのか。本書は、東京一辺倒な日本の知性史へのアンチテーゼである。あえて西に視座を置き、学術に限らず、文学、美術、政治と…」
⇒宇野重規
『近代日本の「知」を考える。 東へ西への往来』
ミネルヴァ書房 www.minervashobo.co.jp/book/b616618.h

posted at 23:37:48

@nekonoizumi

「…幅広く29人を選ぶ。主著の一節を手掛かりにその知識人の生き方と人生そのものを探る「知」の列島地図。お互いに絡み合い交錯し合う近代日本の「知」をしなやかで精緻な言葉で描く。」

posted at 23:38:16

@nekonoizumi

「◎ 東京一辺倒の近代日本の知性史へのアンチテーゼ。
◎ 西に視座を置く今までにないの知の列島地図。
◎ 新しい近代日本の知性史を提案する。」

posted at 23:38:17

@nekonoizumi

序 もっともっと自由な「知」の風を――西と東と

 Ⅰ  身近な「知」こそ、深遠なる「知」
1 戦時下でも精神の健全さを――林達夫
2 自由のための「考える言葉」――中井正一
3 ダイアローグの思想家――鶴見俊輔
4 かくれ里に残された「内発的」な拠り所――鶴見和子

posted at 23:39:29

@nekonoizumi


5 自由奔放に描いた新たな世界地図――梅棹忠夫
6 「知のコモンズ」という大いなる実験の記憶――桑原武夫
7 水底に隠された「日本」を見つけた知の巨人――梅原 猛
8 土着と外来をめぐるアンビバレントな思想――上山春平
9 西と東を融合させた国民作家――司馬遼太郎

posted at 23:39:30

@nekonoizumi

… Ⅱ ダイナミックな「知」の遊泳
10 民から築き、一国の文明を興す――福澤諭吉
11 不完全さを想像力で補うアート――岡倉天心
12 隔てられた運命に抗した抵抗と気概――九鬼周造
13 神々や粘菌の森とともに――南方熊楠
14 人生の悲哀から世界哲学へ――西田幾多郎

posted at 23:39:30

@nekonoizumi


15 ネットワークの中で覚醒する知――鈴木大拙
16 民藝という帝国日本へのプロテスト――柳宗悦
17 すぐそばにある、想像もできない「生の営み」――柳田國男
18 死と孤独と自由を見つめた哲学者――三木 清
19 自由が希薄になる社会でこそ唯物論――戸坂潤

posted at 23:39:30

@nekonoizumi

… Ⅲ 「知」が時代を覗く
20 生活から倫理を紡ぐ――与謝野晶子
21 明るすぎる東京に距離をおいて――谷崎潤一郎
22 名もなきヒーローへの讃歌――手塚治虫
23 対話なき精神的真空への警告――高坂正堯
24 「アルス」としてのしなやかな社交――山崎正和
25 人の悲しみを理解することこそ――岡 潔

posted at 23:39:31

@nekonoizumi


26 仮構の現実を嚙みしめる――山崎豊子
27 近代女性の思想的水脈を描く――瀬戸内寂聴
28 グローバル時代の新たな日本語の模索――村上春樹
29 学者と仙人の残像――アレックス・カー

あとがき/人名・事項索引

posted at 23:39:31

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