2021年12月14日に紹介した 張文菁/著 「通俗小説からみる文学史」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 通俗小説からみる文学史 |
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著者 | 張文菁/著 |
出版社 | 法政大学出版局 |
ISBN | 978-4-588-49520-5 |
価格 | 5,390 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年2月1日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 292 ページ |
Cコード | C1090 (教養, 単行本, 文学総記) |
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目次あり。「日本の植民地統治が終わると、台湾はそれまでの「国語」を失い、図書市場を新たに構築せざるを得なくなった。国民党政権から反共文芸を推奨されるなか、…」
⇒張文菁
『通俗小説からみる文学史 1950年代台湾の反共と恋愛』
法政大学出版局 https://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-49520-5.html…
posted at 22:31:14

「…巷の貸本屋で読まれたものは何であったか。作家や作品に加え、政策、市場、メディア、読者の多角的な視点を加えた全7章。文壇から追放された商業出版のしたたかな戦略と共に、恋愛小説がジャンルとして認知される過程を描き出す。」
posted at 22:31:32

第6章 反共文壇の分化と通俗図書市場の成立
1 通俗小説という視座
2 文化清潔運動
3 官能的な反共小説:女スパイの色仕掛け
4 通俗小説に対する需要の高まり
posted at 22:32:41

第7章 通俗恋愛小説がジャンルとして確立するまで
1 通俗恋愛小説の誕生:そこにある誤解
2 一九五〇年代前半の作家と作品
3 出版業界の変化
posted at 22:32:41

“反共と恋愛”と並び立つのが面白いな。
「1950年代台湾の反共と恋愛」
「国民党政権から反共文芸を推奨されるなか、巷の貸本屋で読まれたものは何であったか。」
「文壇から追放された商業出版のしたたかな戦略と共に、恋愛小説がジャンルとして認知される過程を描き出す。」
posted at 22:33:38
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