音楽と戦争のロンド

2022年3月28日に紹介した 劉美蓮/著,西村正男/監修・編集,廣瀬光沙/翻訳 「音楽と戦争のロンド」についての記事です。

書誌情報

タイトル 音楽と戦争のロンド
著者 劉美蓮/著,西村正男/監修・編集,廣瀬光沙/翻訳
出版社 集広舎
ISBN 978-4-86735-027-0
価格 3,850 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年4月5日
サイズ A5 判
ページ数 428 ページ
Cコード C0098 (一般, 単行本, 外国文学、その他)

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@nekonoizumi

「台湾生まれの少年は「皇民」となった。
ベルリンで開催された音楽のオリンピックに「日本人」として参加した江文也 ── 。…」
⇒劉美蓮/西村正男監訳/廣瀬光沙訳
『音楽と戦争のロンド 台湾・日本・中国のはざまで奮闘した音楽家・江文也の生涯』
集広舎 www.hanmoto.com/bd/isbn/978486

posted at 23:11:51

@nekonoizumi

「…その後、北京に根を下ろすも、日本敗戦の翌年、漢奸(売国奴)罪で投獄、文化大革命では手帖とピアノ、楽譜の多くを没収される。
音楽に生き、戦争に翻弄された音楽家の生涯をつぶさに辿る。」

posted at 23:12:12

@nekonoizumi

「日本による台湾の植民地支配がはじまって十五年、台北の街に江文也は生まれた。六歳で家族とともに廈門に渡り、十三歳で日本に進学。旧制中学卒業後は東京に暮らし、作曲家としての才能を開花させた。一九三六年には日本人としてベルリン・オリンピック音楽賞を受賞。…」

posted at 23:12:56

@nekonoizumi

「…戦時中には日本軍のプロパガンダ映画の音楽監督としても重用された。
一九三八年、軍部の命令で北京師範学院の教授となり、以降は活動の拠点を中国に移して数多くの文化人と交流を持った。しかし戦後、中国に留まるも、漢奸と見なされ、さらに反右派闘争、文化大革命と…」

posted at 23:12:56

@nekonoizumi

「…歴史の荒波に翻弄されてゆく。声楽家、作曲家、詩人、研究者といった肩書にしばられない才能豊かな芸術家であり、逆境のなかでも音楽への情熱を抱き続けた彼の波乱万丈の生涯をたどる。」

posted at 23:12:57

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