2021年10月29日に紹介した 末森 晴賀/著 「ムスリム捕虜の語る近世の地中海」についての記事です。
書誌情報
タイトル | ムスリム捕虜の語る近世の地中海 |
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著者 | 末森 晴賀/著 |
出版社 | 風響社 |
ISBN | 978-4-89489-298-9 |
価格 | 880 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年11月5日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 76 ページ |
Cコード | C0022 (一般, 単行本, 外国歴史) |
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ブックレット。800円+税。目次あり。「ムスリム捕虜の数奇な運命
16世紀後半の地中海は、キリスト教徒もムスリムも掠奪行為を繰り返す海域だった。…」
⇒末森晴賀
『ムスリム捕虜の語る近世の地中海 マルタの「海賊」とオスマン朝のはざまで』
風響社 http://www.fukyo.co.jp/book/b595144.html…
posted at 23:44:30
「…本書は、任地キプロスへの途上マルタ私掠船に連行されたオスマン朝の官人の語りから、知られざるムスリム虜囚の足跡や心情を探る。」
posted at 23:44:40
「オスマン朝の官人として海路で任地のキプロスに向かう途中、マルタの「海賊」の襲撃を受けて捕まり、「海賊」たちの本拠地であるマルタに連行されたのであった。彼の回想録『 マルタ虜囚の冒険譚(Sergüzeşt-i Esir-i Malta)』に書かれた世界が、本書でこれから見ていく話である。」
posted at 23:47:04
「地中海における私掠船のうち、最もよく知られているのは通称「バルバリア海賊」と呼ばれるマグリブ私掠船であろう。彼らはキリスト教徒のヨーロッパ人に対して掠奪をはたらき…
…一方で、マルタ私掠船がムスリムの商船を中心に襲撃を繰り返していた事実についてはそこまで知られていない。」
posted at 23:47:05
「ムスリム捕虜による回想録についてはいまだ「発掘」の途上にあり、これに関する研究も本格的というには遠い段階にある。本書の主人公であるマジュンジュザーデが記した『冒険譚』もその一つである。
本書ではマジュンジュザーデの『冒険譚』を繙き、ムスリム捕虜自身の語りに耳を傾けてみたい…」
posted at 23:47:05
「…そこからは捕虜の目を通した虜囚の光景や、虜囚の最中にいる彼の心象風景が見えてくることであろう。彼の話をひと通り聞いた後で、なぜ彼が『冒険譚』を書いたのか、また彼が「語る」ことの意味も探る。それは近世の地中海を行き来した数多のムスリム捕虜のうち一人の姿である。」
posted at 23:47:05
本当に魅力的なテーマが並ぶ、風響社のブックレット《アジアを学ぼう》シリーズ 。
大体600円~900円なので、みんなもどんどん買おう、ブックレット《アジアを学ぼう》。
http://www.fukyo.co.jp/search/index.php?page=1…
posted at 23:56:46
『チベットのロックスター 仏教聖者ミラレーパ 魂の声』
『国家建設と文字の選択 ウズベキスタンの言語政策』
『タイ国王を支えた人々 プーミポン国王の行幸と映画を巡る奮闘記』
『転流 アム川をめぐる中央アジアとロシアの五〇〇年史』
等々、タイトルだけでも読みたくなりませんか?
posted at 00:04:50
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