目次あり。「保元の乱に敗死した藤原頼長の日記の久安六年記の書き下し文と注釈、人物解説などを付し、研究者や歴史愛好家の便にも供する。…」
⇒原水民樹
『『台記』注釈 久安六年』
和泉書院 https://www.izumipb.co.jp/book/b595838.html…

posted at 23:54:52

「…『台記』は藤原頼長の日記である。左大臣に至った頼長は執政の座を目指すが失脚し、保元の合戦に敗死した。
本書が対象とする久安六年は、頼長が政権掌握に向けて具体的な一歩を踏み出し、異母兄の関白忠通との対立が決定的になった年であり、…」

posted at 23:55:32

「…その間の事情を記す『台記』の叙述は劇的で、歴史小説を読むようだ。ただ、現在通行している史料大成本は便利ではあるが誤りも少なくない。本書は、著者架蔵本を底本とし、十三部の写本その他によって校訂した本文を基に書き下し文を作成し、注釈を施したものである。…」

posted at 23:55:33

「…その際、振り仮名を付したり、基本的な語についても注記するなど、研究者のみならず歴史・文学愛好家の要望にも応えるよう配慮した。」

posted at 23:55:33