2021年12月21日に紹介した 笠松 宏至/著 「徳政令 中世の法と慣習」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 徳政令 中世の法と慣習 |
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著者 | 笠松 宏至/著 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-522562-2 |
価格 | 1,100 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年2月10日 |
サイズ | 文庫 |
ページ数 | 248 ページ |
Cコード | C0121 (一般, 文庫, 日本歴史) |
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講談社学術文庫2月。「永仁の徳政令――日本史上、飛びぬけて有名なこの法の本質を「「もとへもどる」という現象」と喝破し、躍動する13世紀の社会を深く鮮やかに描き出した不朽の名著、待望の文庫化!…」
⇒笠松宏至
『徳政令 中世の法と慣習』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065225622…
posted at 22:37:41
「…日本人は「所有すること」をどのように捉えていたのか。サブスクリプション制やフリマアプリの登場によって、所有の概念がかつてないほど揺らいでいる今こそ読みたい、中世人の法と慣習を解き明かす一冊。」
posted at 22:38:47
「日本の歴史のなかでも、単行法としてずば抜けて有名な法「永仁の徳政令」。永仁五(1297)年に出されたこの法は、21世紀の日本のみならず、制定された13世紀当時から有名な法であった。現在からは想像もつかないが、法の実在さえ法廷でまじめに争われた時代にあって、…」
posted at 22:39:34
「…ある法の存在を同時代の人々が短時日のうちに共有したということ自体が、極めて異例のことであった。実際に、永仁の徳政令の立法からわずか二週間後には、この法に基づいた訴訟が起こされて、土地が返却されている。その後も、この法に基づいて多くの土地が売り主のもとに戻ることになった。…」
posted at 22:39:35
「…新幹線もSNSもない時代に、なぜこのようなことが可能だったのか。そしてなぜ徳政令は、現在もなお異色の有名法であり続けているのか。そもそも幕府自身は当初そう言っていなかったにもかかわらず、この法はなぜ「徳政」と呼ばれたのか。
永仁の徳政令にまつわる数々の謎を解き明かし、売買や…」
posted at 22:39:35
「…贈与から浮かび上がる所有に対する意識や、「天下の大法」と呼ばれる社会規範の存在、幻の政治改革「弘安徳政」、さらにその背後にある合理主義的な政治的思潮の登場に至るまで、この不思議な法を軸に中世社会の本質に迫る。著者のエッセンスがふんだんに盛り込まれた日本中世社会史の金字塔!」
posted at 22:39:36
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