2022年1月24日に紹介した ライナー・ヴァール/著,小山 剛/監修・編集,石塚 壮太郎/監修・編集 「ドイツ憲法の道程」についての記事です。
書誌情報
タイトル | ドイツ憲法の道程 |
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著者 | ライナー・ヴァール/著,小山 剛/監修・編集,石塚 壮太郎/監修・編集 |
出版社 | 慶應義塾大学出版会 |
ISBN | 978-4-7664-2796-7 |
価格 | 7,700 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年2月4日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 368 ページ |
Cコード | C3032 (専門, 単行本, 法律) |
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目次あり。「基本法の基本たる所以は何か? 隆盛期を迎えたドイツ憲法学の重要基本問題を読み解く研究書。その発展の変遷と根本原理・原則を解明する。…」
⇒ライナー・ヴァール/小山剛,石塚壮太郎監訳
『ドイツ憲法の道程』
慶應義塾大学出版会 https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766427967/…
posted at 23:14:51
「…前書『憲法の優位』では収録できなかったヴァール教授の基本権解釈論を含めて,前書とは別の観点から,教授の著作を精選して収集。
本書の縦軸となるのは,ドイツ基本法(Grundgesetz)という憲法がたどった「発展の道(Entwicklungspfad)」である。…」
posted at 23:16:17
「…憲法典は制定当初は様々な発展の可能性に開かれているが,憲法を実現する制度の充実度やそれを担保する機関の力の強さ,ひいては国民意識といった法外的要因により,徐々にその可能性が縮減され,現在の憲法の姿へと形づくられる。
基本法は,規範性と実効性の高い憲法として知られるが,…」
posted at 23:16:17
「…それがどのようにしてその地位を獲得したのかについては,ドイツ憲法研究が盛んな日本においても意外と知られていない。
現在の基本法は一日にして成るものではなかった。その過程にはさまざまな困難があり,広く妥当する強い基本法のための判例法の展開があった。…」
posted at 23:16:17
「…本書を読むと,「強い」憲法を育てるための特効薬はなく,法制度はもちろん,各アクターの憲法への意思と取り組みが重要であることが分かるだろう。
その道のりには,日本で憲法裁判権を有する裁判所やその裁判官,政治を担う政治家,主権を持つ市民,憲法政治を監視するメディア,…」
posted at 23:16:18
「…憲法解釈を論じる研究者に是非知っていてほしい出来事や理論が詰め込まれている。 」
posted at 23:16:18
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