目次あり。「美術史・建築史のマスター・ナラティヴに組み込まれている「ゴシック誕生」。しかし、中世ヨーロッパ建築・彫刻の驚くべき多様さはその直線的な物語から排除されてきた。…」
⇒木俣元一
『ゴシック新論 排除されたものの考古学』
名古屋大学出版会 https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-1060-3.html…

posted at 23:51:16

「…大聖堂を飾る人像円柱やマイクロアーキテクチャなどの豊かな造形に光を当て、時代様式を超えた新たなゴシック像を提示する。 」

posted at 23:51:26

第Ⅰ部 「ゴシック誕生」の問題系—— 起源創出のレトリックを問う

第1章　ロマネスクからゴシックへ？—— 近代的構成物としての様式史

第2章　ロマネスクでもゴシックでもないもの—— 様式史の「不純物」

第3章　ゴシックとイル=ド=フランス—— 空虚としての中心

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第Ⅳ部　周縁と細部の考古学（1）──マイクロアーキテクチャ
…
終章　複数形で長いゴシック—— ひとつの処方箋として
　1　様式史のマスター・ナラティヴからの脱却
　2 「ロマネスクでもゴシックでもないもの」への着目
　3　長いゴシック

posted at 23:53:37

まさに細部に宿るだ。

posted at 23:55:27