琉球・沖縄寄留民の歴史人類学

2022年2月5日に紹介した 玉城 毅/著 「琉球・沖縄寄留民の歴史人類学」についての記事です。

書誌情報

タイトル 琉球・沖縄寄留民の歴史人類学
著者 玉城 毅/著
出版社 共和国
ISBN 978-4-907986-84-1
価格 6,600 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年2月28日
サイズ 菊変形
ページ数 440 ページ
Cコード C0021 (一般, 単行本, 日本歴史)

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@nekonoizumi

目次あり。「18世紀から20世紀にかけての琉球・沖縄社会において断続的に生み出されてきた、居住人や寄留民と呼ばれる移住者の歴史経験に着目し、社会のなかで…」
⇒玉城毅
『琉球・沖縄寄留民の歴史人類学 移住者たちの生活戦術』
共和国 www.hanmoto.com/bd/isbn/978490

posted at 00:34:12

@nekonoizumi

「…「正規の」制度的な位置づけをもたなかった人びとや、権力が規定する秩序からはみ出したり、あるいははじき出されたりした人びとが、どのような社会関係をつくってきたのかを考察した学術的成果。…」

posted at 00:34:37

@nekonoizumi

「… 「きょうだい」を論じることで、従来の歴史学および文化人類学的なアプローチでは捉えられなかった階層文化としての琉球/沖縄像を提示する。」

posted at 00:34:37

@nekonoizumi

「具体的には、18世紀から20世紀にかけての琉球・沖縄社会において、断続的に生み出されてきた居住人(チュジューニン)、寄留民(キリューミン)と呼ばれる移住者の歴史経験に着目する。居住人・寄留民とは、故地を離れて別の場所に移住して定着した人びととその子孫を指す。…」

posted at 00:35:37

@nekonoizumi

「…彼・彼女たちは、最初の移住から数世代を経てもよそ者とみなされ続け、体制的な秩序の外や境界で生きてきた。とはいっても、秩序からはじき出されただけの受け身の存在ではなく、独自の生活の実践を積み重ねる中で自分たちの集落、屋取(ヤードゥイ)を形成したケースも多い。…」

posted at 00:35:37

@nekonoizumi

「…既存の秩序からはじき出されながらも、独自の社会空間的な秩序をつくってきたのである。」

posted at 00:35:38

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