目次あり。「日本の最高峰の思想家、空海が若き時代に抱いた切実な想いとは――。
官僚を目指して大学で学んでいた空海は24歳の頃、『三教指帰』を著わした。…」
⇒藤井淳
『空海『三教指帰』 桓武天皇への必死の諫言 (世界を読み解く一冊の本)』
慶應義塾大学出版会 https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766425611/…

posted at 23:24:57

「…この書には、儒教、道教、仏教の三教を擬人化した人物が登場し、ある乱暴者をそれぞれの立場から矯正しようと説教をし、最後に述べられる仏教の教えに皆が感服する。序文には官僚になることを親戚に勧められた語り手が仏門へ入る決意を述べることから、…」

posted at 23:25:38

「…この書はこれまで空海の「出家宣言書」と考えられてきた。

本書では、時代背景に照らし合わせて、空海が没落しつつある自己の祖先に抱いていた強烈な氏族意識を読み解き、…」

posted at 23:25:39

「…この書の隠れたメッセージが、希代の専制君主・桓武天皇への命を懸けた忠言であったことを明らかにする、画期的でスリリングな一冊！ 」

posted at 23:25:39