2022年3月24日に紹介した 岩田 健太郎/翻訳 「熱、諍い、ダイヤモンド」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 熱、諍い、ダイヤモンド |
---|---|
著者 | 岩田 健太郎/翻訳 |
出版社 | メディカル・サイエンス・インターナショナル |
ISBN | 978-4-8157-3044-4 |
価格 | 4,950 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年3月25日 |
サイズ | A5 変形 |
ページ数 | 564 ページ |
Cコード | C3047 (専門, 単行本, 医学・歯学・薬学) |
ツイート
「エボラウイルス病との闘いに関し、医師であり人類学者でもある著者ポール・ファーマーが医学的観点に加え歴史的・社会的背景も踏まえて著述。…」
⇒ポール・ファーマー/,岩田健太郎訳
『熱、諍い、ダイヤモンド』
メディカル・サイエンス・インターナショナル https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784815730444…
posted at 23:21:16
「…なぜ、西アフリカなのか? なぜ、ここまで深刻な問題になり、対応が難しいのか? 著者ならではの視点・手法で問題を徹底的に掘り下げ、根っこ(root cause)にまで深く入り込んでいく。著者を「完成された医師の理想像」と仰ぐ岩田健太郎先生による翻訳。詳細かつ示唆に富み、…」
posted at 23:21:46
「…COVID-19等パンデミック対策の参考にもなる書。(著者のポール・ファーマー氏は2022年2月にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。)」
posted at 23:21:46
「本書は西アフリカのエボラ対策の本だが、その最大の特徴は「掘り下げ」にある。ポールは徹底的に掘り下げる。アフリカでコウモリからウイルスが入り込んで、病気が流行した、どうしよう?、という浅い、単純な形で問題に立ち入らない。なぜ、エボラなのか? なぜ、西アフリカなのか? …」
posted at 23:25:55
「…なぜ、ここまで深刻な問題になり、対応が難しいのか? 問題の根っこ (root cause) にまで深く、深く入り込んでいく。 人類学者でもあるポールは、生存した患者にインタビューし、何が起きたか、なぜそれが起きたのかを深く追求していく。それは、インタビューを活用した…」
posted at 23:25:55
「…一種の質的研究とも言えるし、行動を共にしていくことによるエスノグラフィーと言えるのかもしれない。 医学的にも追求は続く。なぜ、死亡率が高いのか。なぜ必要な集中治療が提供できないのか。「ここはアフリカだから」という皮相的な説明で満足できるのか。…」
posted at 23:25:56
「…彼自身、レッド・ゾーンで患者を診療しながら、その極めつけに厳しい診療環境に打ちのめされながら、「なぜ、そうなのか」「どうすれば、克服できるのか」を考え続ける。考え続けた挙げ句、西アフリカの長い 歴史や文化にも深入りしていくが、…」
posted at 23:25:56
「…そこでありがちな文化相対主義に陥らないのが、理念と実践が理想的に融合しているポールの真骨頂だと僕は思う。 」
「「ケアよりも管理」の構造を見いだし、その構造が恒久的に西アフリカの地にビルド・インされていく過程をていねいに追いかけ、…」
posted at 23:25:57
「…そして「なぜ、現在の西アフリカは、今のような西アフリカなのか」の本質的な謎を解く。 だから、本書は一種の謎解きの書である。」
posted at 23:25:57
ネット通販
アマゾン | 楽天ブックス | オムニ7 |
Yahoo!ショッピング | honto | ヨドバシ.com |
紀伊國屋 Web Store | HonyaClub.com | e-hon |
HMV | TSUTAYA |
店頭在庫
紀伊國屋書店 | 有隣堂 | TSUTAYA |
旭屋倶楽部 | 東京都書店案内 |