鍵盤の天皇

2022年4月10日に紹介した 中丸 美繪/著 「鍵盤の天皇」についての記事です。

書誌情報

タイトル 鍵盤の天皇
著者 中丸 美繪/著
出版社 中央公論新社
ISBN 978-4-12-005505-8
価格 3,300 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年5月23日
サイズ 四六判
ページ数 600 ページ
Cコード C0095 (一般, 単行本, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

「斎藤秀雄とともに、日本の音楽教育をリードし多くの優秀な音楽家を育て、演奏家としても生涯活躍した井口基成。そして、妹・愛子、妻・秋子。「井口一門にあらざれば、ピアニストにあらず」とまで言われ、…」
⇒中丸美繪
『鍵盤の天皇 井口基成とその血族』
中央公論新社 www.hanmoto.com/bd/isbn/978412

posted at 23:49:24

@nekonoizumi

「…今日のピアノ界に深く浸透した影響力と、愛憎渦巻く人間のドラマを描くノンフィクション。

①戦前~戦後、終始人気演奏家だった(途中で演奏活動を止めた斎藤秀雄とは対照的)、②人望のあるリーダー格(「男気がある」江戸英雄の評)、…」

posted at 23:50:36

@nekonoizumi

「…③優れた音楽性とレパートリーの広さ(バロックから近代まで、演奏会で音楽史を弾ききれる)、④門弟3000人と言われる名伯楽(妹・愛子、妻・秋子も含めた井口一族から多くの名演奏家を輩出)、子供のための音楽教室設立、桐朋学園音楽学部の創設など、音楽教育への貢献。…」

posted at 23:50:36

@nekonoizumi

「…桐朋学園大学学長をつとめた。⑤楽譜の校訂者としての業績(春秋社版の楽譜「世界音楽全集」。スカルラッティからドビュッシーまで)

以上、「ピアノ界の天皇」と呼ばれた井口基成の「功」のみならず、スキャンダルや挫折など「負」の側面もあぶり出し、その人間像の全容にせまる。」

posted at 23:50:37

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