目次あり。「女性の月経をめぐる問題は，発展途上国だけで起きている問題ではない。
わたしたちの身近なさまざまなところで、貧困に起因して生理用品が入手困難な状況があることに…」
⇒杉田映理,新本万里子編
『月経の人類学 女子生徒の「生理」と開発支援』
世界思想社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784790717683…

posted at 23:09:52

「…対して女性たちが声を上げている。特に “period poverty（生理の貧困）”という表現をイギリスのマスコミが用いて以来，状況を打開し“period equity（生理の平等化）”を求めるうごきが各地に広がっている。また、途上国と呼ばれる地域では，ジェンダー平等，女子教育の向上，衛生分野における…」

posted at 23:10:39

「…女性配慮などの観点から月経対処は開発支援の対象とされ、地域に固有の文化的慣習や月経観は、世界的なうねりのなかで揺らいでいる。
　本書では，月経をめぐる国際開発の動向をまず整理し，各地のローカルな文脈と月経対処の現状を「今」同時期にとらえる。…」

posted at 23:10:39

「…さらに、各地のフィールドワークで得た情報をもとに現地の状況をていねいに分析し、各地域を比較することで、国際開発の現場での支援に対する示唆を抽出することを試みる。」

posted at 23:10:40